「Web3の世界は来るのか、あるのか?
<「ミロクの世」とWeb世界>
〜一六社・新入社員の研修で学んだこと、考えたこと〜
・<「BtoB」、「BtoC」から「BtoBtoB」、「CtoBtoC」へ>とは何か?
・「BtoB」 企業間取引で行なわれる電子取引.。
「BtoC」 企業と消費者の間での電子取引をいう。
ちなみに「CtoC」は消費者間で行なわれる電子取引。(B=ビジネス、C=コンシューマー)
・では「BtoBtoB」あるいは「CtoBtoC」とは何か?
一六社内で使われだした造語であり、同時にそこには一六社のビジネスに対する思想・理念が込められている。
・「B@toBAtoBB」B@は企業が求めるニーズ(欲求)を示す。そこには潜在的・顕在的な欲求が存在する。
そこにBA=企業がそのニーズ(欲求)に応えるべく商品あるいはサービスを提供する。 提供を受けるのはBBの企業を示す。
・「C@toBAtoCA」も同じ解説が出来る。
まずもって、C@は消費者がもとめるニーズ(欲求)を示す。そこには潜在的・顕在的な欲求が存在する。
その欲求に対しBA=企業は商品あるいはサービスを提供する。
提供を受けるのはCAの消費者を示します。
・従来(今も大半は)のマーケティングはB=企業が大量生産したもの=製品を、如何に大量に効率よく、大量に消費されよう消費者=Cに流すという、「BtoC」の関係であった(今もある)。
あるいはB=企業から他の企業に製品を流す「BtoB」の関係であった。
・が、「B@toBAtoBB」,あるいは「C@toBAtoCA」の発想は、最初にB@=企業あるいはC@=消費者のニーズ(欲求)が存在し、それに対してBA=企業が対応すると言う考え方と関係を示している。
一六社の考える関係は「BtoB」、あるいは「BtoC」と表現された大量生産した製品製造者(社)の意向・意思が優先される川上から川下に製品を流す=「川上指向」と表現される物やサービスの流れではなく、
・まず、優先されるのは最終消費者であり、その商品・サービスを必要としている企業の潜在的・顕在的ニーズ(欲求)であると考えるところからの発想であり「川下指向」と呼ばれている。
・そこにおいて、B@の企業、BAの企業、BBの企業のそれぞれがWin=ハッピー=幸せ=勝者となる関係が実現して「Win−Win−Win」な関係と一六社では呼んでいる。
・同じように、C@の消費者、BAの企業、そしてCAの消費者も、それぞれがWin=ハッピー=幸せー勝者となる関係を「Win−Win−Win」な関係と呼んでいる。
・話が変わります。
・「Web1」の世界は、川上指向のウエブ時代=インターネット時代と言われています。
そして、数年前から「Web2」の時代が到来したと言われています。 Web2のインターネット時代に対応すべく、各社の開発・研究・実験・模索は進められています。
・一六社はいち早く「Web2」時代の到来に対応すべく試行錯誤を8年半繰り返してきました。
そして、本年第1回の定期採用新入社員の研修会において、この間の集大成をいたしました。
・中期目標として掲げた上場に向けて、今後の「一六社のビジネス・モデル」を明確に示しました。
Web2時代の最先端を走っている、走ってゆくとの固い決意と共に、まだまだ幾重にも蛇行し・変化してゆくだろう社会と時代に柔軟に対応してゆける背骨=全体骨格=基準が示されてと考えます。
・さて、そこでWeb1があり、Web2と時代は進化してきたと言うならば、Web3の時代はあるのか、来るのかとの議論と成りました。
・結論的には「ないだろう」、また、”ある”したとしたらその流れをいち早くキャッチし、対応するということです。
・そこで、私は考えました。あるとしたらWeb3の時代とはどんな時代か、社会かと・・・
と言うことは、来るべき時代はどのような時代、社会、世界かということに答えることに成ります。
・きたるべき時代、社会、世界とは、「ミロクの世」と考えています。では「ミロクの世」とは・・
現在私たちが住んでいる、金・物主体の世、自己中心の世、闘争が絶えず、病気が蔓延する地獄社会とは根本的にちがうもの。 草木虫けら石ころまでが、共に喜び、光り輝く御代となる。
貨幣経済はなくなり、衣食住も全て変わる。何もかも、満ち足りた社会と成り、徴税制度など消滅、天候も、常に穏やかで、荒れることなく、寒暖の差も緩やかになる。
雨は欲しい時に降り、風も欲しい時に吹く。 まさに、天国の顕現である。
民族ごとにまとまって、こうした天国が世界中にいくつも形成され、それらが神の国・日本を中心にまとまる。 それも無理やり「力」で抑えつけ、従わせるのではなくして、自然と、誰にいわれるともなくなるのです。
(上記、太字は「日月神示」中矢伸一・著 ページ376より引用しました)
・ウエブの世界=インターネットの世界の話に何故「ミロクの世」などという、宗教染みた話が持ち込まれたのか。
・一六社は「ウェブ進化論(梅田望夫)」を我々のバイブルとよんでいる。そこには
<三大法則>
−第一法則 神の視点からの世界理
−第二法則 ネット上に作った自分の分身がカネを稼いでくれる新しい経済
−第三法則 (≒無限大)×(≒ゼロ)=something’あるいは、消えて失われていっ たはずの価値の集積
とあり、示されているように第1法則には「神の視点からの世界理解」と「神」とあるからです。
・ウエブの世界から言うところの「神の視点」とは、「全体を俯瞰する視点」のことを言っているのです。
「全体を俯瞰する視点」でその顧客世界の「全体」を丸ごと分析し、「全体」として何が起きているかを理解することが出来るようになったことを意味しています。
別な視点から言えば、「検索エンジン」は、検索したい言葉をユーザーが入力する、結果としてその言葉のありかが示されるサービスですが、世界中の不特定多数・無限大の人々が「今何を知りたがっているか」という「全体を俯瞰した視点」で理解できるということを示している。
・膨大な量のミクロな「動き」を「全体」として把握することが出来る「神からの視点からの世界理解」ということを示している。
(上記、斜線文字は「ウエブ進化論」 梅田望夫・著 34〜36ページより引用しました)
・少々言葉遊びなのですが、「ミクロ」な動きを全体として把握すると書かれたところの「ミクロ」のところが、私には「ミロク」と読めたのです。
・いえ、決して言葉遊びだけではないのです。
・「BtoB」,「BtoC」の世界は金・物主体の世、自己中心の世、闘争が絶えず、病気が蔓延する地獄社会であり。そこからオサラバする社会が「ミロク」の時代、社会と考えています。
・一歩進んで「BtoBtoB」,「CtoBtoC」の思想は三社(者)が、それぞれにWin-Win-Win=幸福=ハッピー=勝者となる皆幸せの仕組みです。一歩前進です。
・が、更に社会が、時代が進化すると「ミロク」の世界、社会の時代の到来となります。三社(者)のみならず、誰しもが「嬉し嬉しの人生」の世界です。
・「ミロク」の世界も、ウエブ=インターネットの世界も不可視の世界という点に共通点があります。
なかなか理解されず(仕掛け側の力量不足?)、関係者は四苦八苦しています。
しかし、ウエブの世界は間違いなく本質的なる故にユックリと確実に社会に変革をもたらし始めています。
・夢のようなミクロの世界、時代は何時来るのかと質問されます。
そんなに長く・遠くにあるとは考えてはいません。
現在の暗く・冷たいトンネルの中は2〜3年と思っています。 既に10年前、前後に気付かれ価値観を変更した方、あるいはここ半年・1年前に気付かれて思考と行動を変換された方は、平成22年になれば「曙」を感じ、目に見え、実感されはじめられることだろうと予測しています。
・そして、7~8年後には、遅くとも10~15年後には誰の目にも世の中様変わりしたと感じ、「昭和は遠く成りにけり」と、誰しもが口にすることになると考えています。
・ただし、誰もが何もしないで、これまでの考え方や生き方、価値観、行動を変化させることなく、「ミロクの世」に立つことは出来ないと考えています。 (詳しくは「日月神示」をお読みください)
話を戻します。
@、Web2=ウエブ2の世界で価値ある会社(組織)、評価される企業になるには、どうしたらよいのか。
A、そこで価値が認められ、評価される企業となったなら、弥勒=ミロクの世界に立つ企業=組織となれるのか。
@の答えは、まずもってそこに参加した従業者、地域ホームページのオーナー(その家族も含め)、関係者の皆さんが、それぞれの個性・特徴を活かして「個の花を咲かす」ことです。
・そして、一六社の考え方にはそれぞれの方々=関係者が、「同心円状」に立って、それぞれの役割を果たすという発想に立っていると感じました。 ピラミッド型の発想や組織形態ではないのです。
・其れゆえに、一六社が求める社風は「自由、自主自立(やる気)」です。
もちろん「自由」には責任と義務は伴いますが、 失敗を恐れず挑戦することが許されています。
しかも一度や二度の失敗を大らかに許してきた事実、過去があります。
その社風が今後「個の花を咲かす」源泉になることだろうと考えますし、感じられます。
「個の花が咲き揃えば、全体は花園と成ります」
・ここまで書けばAの答えは自ずと示されてくると考えます。
・私の理想とする「ミロクの世」は遠いところにある、夢のような話と思われ、言われていますが、今まさに私たち個々の考え方、生き方、行動の如何によって実現できると考えています。
・一六社にはその一つのモデルとなってほしいと期待しています。
・3日間の新入社員研修会に参加して感じ、考えたことを記録しました。
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