このページ以前の
コラムはこちら |
COLUMN 1−D 1330
平成22年5月31日・記
|
5月の「遠山郷・藤原学校」 5月29・30日
〜 森林体験、茶摘、夏野菜の植え込み〜
|
今回も総勢24名と多勢の方々が参加していただきました。 大型のマイクロ・バス一台では乗り切れない状況になってきました。

↑毎度の「アンバマン館」に現地集合、初めての方も多く自己紹介から。

↑昼食後は森林体験です。 が、安曇野から運ばれてきた苗は15種・約300鉢です。
そこで、スタッフの安曇野の吉田さんと私は森林体験はパスして、翌日の下準備をすることにしました。

↑森林体験は桧、杉を枝打ち、切り倒して旧木沢小学校に運んでこられました。
今回は桧の皮むきも体験、辺りに桧の爽やかな香りが立ち込めました。
その後は「道の駅・ゆー楽」で温泉に浸かり、夕食です。
写真の掲載はしませんが、毎度の通り2次会は「舞夢」でこれまた大いに盛り上がりました。
5月30日
恒例の遠山郷・和田地区の散策、「藤姫饅頭」を頂き、盛平山・龍渕寺の大杉や観音霊水・金色堂見学後、1300年前に埋没し、今尚香りが残る埋没桧との出会い、気の出る神社「熊野神社」にお参りして、旧木沢小学校に午前10時到着。

↑朝から茶摘をお願いしていました地元の方と合流して茶摘体験です。
当日の収穫は40Kg(?)で、直ぐに地元の製茶工場に持っていただきました。
6月末の「藤原学校」では、「遠山茶」として登場してくる予定です。

↑茶摘もソコソコに、約100坪の観光農園の草取りと植込みが始まりました。

↑3月下旬に植え込みましたジャガイモは順調です。 来月は「遠山郷の郷土料理会」が予定されており、この農園からも食材が提供されます。
その第一候補はこのジャガイモです。
この後、藤原先生の講演があり、何時ものように盛りだくさんのスケジュールは滞りなく終了しました。
一部のスタッフとお客様でいま少し遠山郷を感じていたいという方を交え、地元の方々と反省会と次回の打ち合わせも兼ねた慰労?飲み会が開催されたことは言うまでもありません。
本日収穫のほうれん草、水菜、人参を初め、お蚕さんの桑の葉、等の新鮮食材でテンプラをしました。地元の固い豆腐、柔らかいコンニャクも絶品でした。
15種300本の根付きの為には、今夜辺り一雨欲しいと願って眠りにつきました。
夜半、雨の音が確かにしていましたが、トイレに行った時は止んでいました。

↑5月31日・朝、畑を一回り、間違いなく天雨を頂き、全ての苗はイキイキとしていました。
COLUMN 1−D 1329
平成22年5月28日・記
|
竹づくし
〜定点観測、「築水池」と「植物園の花菖蒲」
|
忘れていました。 本日の作業の中に「黒竹」の間引きがありました。
このコラムで紹介しました。 枠からはみ出た黒竹です。


今年はブロックの内側に新芽が出ないので諦めていましたが、その後ニョキニョキと出てきました。(やはり今年は全ての作物が遅いようです)14本を確認しました。
すると、古い黒竹は間引きが必要です。 これまでの経験で丸2年経過したものを間引くと良いことが分かっています。(1年目のモノを間引き支柱などに使いますが、直ぐに朽ちてしまいます)
ということで、今年は11本間引きました。
散歩に出かけました

↑↓ 気付かなかったところに、スーと伸びた二本の竹に気づきました。

↑大谷川に沿った道を近くの高校の運動部の学生がランニングをしていました。
写真の中央、黄色に見えるのは「竹林」です。↓

更に散歩が続きます

↓↑ 定点観測「築水池」です。満水です。 6月上旬から田植えです。

更に、更に、散歩は続きます

↑↓春日井緑化公園の「ハナショウブ」の定点観測をアップします。

花が咲き終わるまで、1週間間隔で紹介します。
COLUMN 1−D 1328
平成22年5月28日・記
|
観光農園、百姓学校の前に、我が家の庭の畑
|
明日から2泊3日で遠山郷です。 今月の遠山観光農園の作業はイッパイです。
瑞浪の百姓学校も夏草との戦いが始まっています。 そこに遠山郷です。
「灯台下暗し」で1・5坪の自宅の庭の隅の畑が気になっていました。 昨日2ヶ月間楽しませていただいた「絹さやえんどう」の実取りをして、蔓を引き上げました。

↑このまま放置して肥やしにします。

↑今朝の朝御飯は「豆ご飯」でした。大好きです。今年初めてでした。

↑畑には生石灰、BMD桧酵素、BMD土地改良プラス油粕、タヒボ茶の煎じた後の粉、
昨年の栗の葉の堆肥をタップリ、というようにたった2列の畝から溢れています。

↑絹さやえんどうの影であった夏野菜が陽を充分に受けて輝いています。

↑私も調子が乗ってきましたので、「ドウダン」、「サザンカ」、「雪柳」、「ツバキ」、「金芽ツゲ」の刈り込みを実施しました。 刈込までは一気に行きましたが、刈り込んだ枝・葉の取り込みは休憩後としました。


↑庭に通じる通路に咲くバラ。作業の間に何度も肩や腕で揺すられました。
申し訳ないと、撮影・掲載することとしました。
COLUMN 1−D 1327
平成22年5月27日・記
|
モッコクの新芽が出揃いました
〜朴の木が今年も、大きな葉をつけました〜
|
なかなかスカットした天候になりません。
毎年冬場になると葉を落としてしまうというか、虫に食い荒らされて惨めな姿になるモッコクに新芽が出揃いました。


↑写真の出来が気に入らないので、カメラを換えてみましたが、代わり映えがしません。
上がデジカメ、下が一眼レフですが・・・・
もっと、接写して撮影するべきなのでしょう。

↑そのモッコクと競うようにお隣には「朴の木」があります。
朴の木は毎年、天辺を思い切り切り落としていますから、モッコクと競っていますが、そのままにしておけば10メートル以上の背丈に悠々となることでしょう。
狭い庭に植えておくような木ではないのですが、色々分け合って鎮座して居られます。

↑両隣の敷地にはみ出さない様にしなくてはなりません。 そうでなくとも冬場になるとあの大きな葉がカラコロと浸入して行くのですから・・・
何年か前にも書いたと思いますが、豊根村には「柏の木」がなく、旧の五月の節句の時には、この朴の木の葉に包んだ「朴葉モチ」(小麦粉のモチです)を継母が作ってくれました。
大きな青い葉のモチで蒸しあがった時、強い香りを発します。
岐阜県中津川の方面に行きますと朴の葉に包んだ”朴葉寿司”が販売されています。
高山では”朴葉味噌”です。大好きです。(枯れた葉を使います)
今度一度、青い新鮮なままの朴の葉で「味噌」を焼いてみましょう。
どんな香りと味がすることでしょうか。
COLUMN 1−D 1326
平成22年5月26日・記
|
タニウツギの新種
|

↑↓ 花に詳しい方でも初めてではないでしょうか。
「タニウツギ」の新種です。

7〜8年ほど前に、瑞浪の百姓学校に特別講師として出入りされておられた、世界を又に新種の種の収集家の方から頂いたものです。
今年、初めて花を付けました。 日本のタニウツギとは形は似た所はありますが、花の色や花のつけ方が異なります。
↓↑ これが5月14日掲載、大谷川の土手の「タニウツギ」です。

COLUMN 1−D 1325
平成22年5月25日・記
|
雨が上がりました、道樹山、大谷山
|
二日間降り続いた雨もヤット4月24日・午後5時ごろに上がりました。↓


↑そして5月25日、午前10時の大谷山、道樹山です。

↑定点観測、緑化公園・大久保池の「ラクウショウ」です。5月24日、午後5時撮影

↑ 5月25日、午前10時撮影のラクウショウ

↑4月24日、掲載の「ホタル袋」の紫も咲き始めました。
今日は一日晴れかなと思っていましたが、各家庭の軒先の洗濯物が乾かないうちに、薄雲が広がり始めました。 午後からはマタマタ雨模様です。
5月22日に植え込んだ野菜たちには恵の雨かとも考えますが、土が流れてしまっているのではと心配もします。
COLUMN 1−D 1324
平成22年5月24日・記
|
ホタル袋が咲きはじめました
|
目には止んだと思ったのですが、一日シトシトと降り続いていました5月23日の雨。
一夜明けた本日も降り続き、目の前の道樹山も霧で見えない。
真坂、梅雨の走りではないでしょうが、スッキリしない日が続きます。。
というものの、22日・7時間農作業で筋肉が疲労していましたので、雨休みでOK。

↑「ホタル袋(通称・提燈花)が咲き始めました。

↑チロリアン・ランプが夕陽に映えています。
今週は色々とお忙しい日程になっています。
大学の講義もゴールデン・ウイーク後は教授のほうも調子が上がってきまして、週3回の講義と復習で時間に追われます。
自分だけの講義録ならば良いのですが、同室の仲間から「お休みにするから講義ノートをお願い」と依頼されますと、マァ・イイカというノートとしておけず「て・に・を・は」や変換にも気を使います。
それでいて間違っているのですから、我ながらイヤになってしまいます。
週末からは遠山郷です。 観光農園の野菜のことを地元の方にお願いしてありますが、
約1ヶ月のほったらかしですので、心配やら申し訳ないやらです。
COLUMN 1−D 1323
平成22年5月23日・記
|
初めての「実働7時間」の百姓
雨予報、急遽作業に出かけました5月22日。
|
5月23日(日)と作業日を決めておりましたが、雨模様との予報で、22日出かけました。
前回の作業日は5月4日でした。 2週間に一度の農作業で夏草にも負けずにやっていけることは、この2年間で体験実証しています。 が、既に、前回から2週間を越えていますので限界です。

↑ 麦の穂が出揃いました。
持参し書き出した作業内容は11とイッパイです。
本年最初の「草刈り」から始めました。 朝一番の作業ですから体力もあり順調です。

↑アンドンから飛び出し始めた夏野菜、アンドンを外してノビノビです。
なを、スイカは2度に分けて4本植え込みましたが、1本しか根付きませんでした。
5月22日、どうしても外せない作業はジャガイモの土寄せと芽掻きです。

↑これが遠山郷・下栗のジャガイモの芽掻きした後の状況です。

↑これは男爵ジャガイモの芽掻きした後の状態です。
一目でお分かりいただけることでしょう。 男爵の方は一株に多くて5〜6本の芽です。
それを2〜3本芽掻きします。
それに比して、下栗のジャガイモは粒は男爵の半分以下です(小さくて固いのが特徴です)が、一株から多いものですと10本以上の芽が伸びているのです。
男爵芋同様に3本仕立てにしますと、7〜8本の芽掻きをする必要がありました。
傾斜30〜40度もある遠山郷・下栗の急斜面で育つ因子を持つ種芋は、子孫繁栄の為に多くの芽を伸ばすのでしょうか。
結果を調べる為に、5株は芽掻きもせずに、そのままにして見ました。

↑芽掻きを終え、土寄せした後の気持ちの良い畝です。
ジャガイモ畑の続きのタマネギの収穫をしました。 半分の収穫です。 植込みが2週間遅かった所はまだ茎が青々としています。
が、校長の奥様曰く「今年は天候が全く不順。タマネギは薹(トウ)が立ってしまった。実が固くて味がない」と。 3~4週間後の収穫を予定しています。
ここまでで、午前中、と言っても12時を大きく廻っていました。
午後からの作業を列挙
1、キュウリの網張り 2、トマト・ナスの支柱の補強 3、トマトの根本に落花生植える
4、カボチョの植え込み 5、金時豆の植え込み 6、ホウレンソウの収穫 7、人参、大根の間引き 8、ポップコーンの植え込み 9、全作物に酵素の散布。
残してしまった作業
1、ネギの草取り 2、小ナスとササゲの播種 3、サトイモ畑の草取り(サトイモの芽はまだ出ていない)
作業終了は5時過ぎ。 下り坂の天気予報の通りに雲が厚くなり始めました。
日が沈むまで作業をしたわけではないが、子供の頃農夫が鍬を方にして畦道を歩いていた光景を思い出した。 が、私は小型の耕運機と運搬車で納屋に向かいました。
COLUMN 1−D 1322
平成22年5月22日・記
|
何の関係性も無いのですが・・・
|
散歩に出かけますと、この時期生垣の間からクレマチスの花が顔を出しています。

↑↓ クレマチス


↑5月23日(撮影は5月21日)、もう一色追加します。
クレマチスとは全く関係ありません。

↑我が家の洗面所のカランの所に、お猪口花瓶の生け花
カランの周りの掃除は殆ど毎日行ないますので、ご注意を受けることは無いのですが・・
2週間ほど前から、庭からの切花がいけこまれています。
マタマタ、上記とは関係ありません。

↑オダマキの蕾が開く前です。

↑ オダマキの開花後です。
全く関係ない写真を掲載してから、何故このような組み合わせになったのだろうかと思い巡らしているのですが、その関係性に思い当たる所がありません。
COLUMN 1−D 1321
平成22年5月21日・記
|
木コク(モッコク)が咲きました
〜養分はどうなっているのでしょう〜
|
|

↑ 間伐の杉の木に根付いた「もっこく」です。
10年ほど前になります。 鳳来町(現・新城市)で植林のボランティアをしていた頃に頂いたものです。
初めは何を頂いたのか見当がつきませんでしたが、数年を経たころから花を付けるようになりました。
珍しいモノと思い「皆さんにも御覧頂こうと」、生垣に吊るしておりましたら、夜間の間に一番大きな株が根本から引きちぎられていました。
それからは庭の梅の木や金木犀の枝にぶら下げられていました。
今年は事の他綺麗な花を付けたように感じます。

↑御覧のように枯れ木に根を貼り付けるようにしております。
冬場はもう枯れてしまったのではないかという姿になりますが、春になると芽吹きます。
インドで70歳になられる老人が「飲まず、喰わず」で生きておられるとの報道を読みましたが、その状況と同じでしょうか。
水遣りも気にせずで、放たらかしで育ち・生き延びています。
今の世の中、あるいはこれからの時代で密やかではあるが「低エネルギーでロハスな生き方」の見本を示していてくれるように感じます。
自宅にあるものは「木」に生息していますが、「石」にも根付くものがあると聞いています。
「石コク)(せっこく)と言うのだそうです。
今のところ10年経過しましたが、台木が衰弱してゆく様子は見えません。
真坂ですが、モッコクが養分を空中から吸収し、土台の木に送り込んでいるなどと言うことではないでしょうね。
|
前のページはこちらからどうぞ
|