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 NO.280                                                                          平成17年5月15日 記

 5月13日と14日のこと

 5月13日、何もない日もよいものです。 と書きましたが本当は放送大学の提出課題の最後の科目が出来上がっていず、午前中と午後で合計4時間はたっぷりと教科書の読み直しと回答方法の思案をしていました。
 1週間前ほどから頚椎症の初期症状が出ているのはそのためかも知れません。
 気分転換んのために、近くの知人の家に訪問する事にしました。
 お隣のシャクヤクが今盛りと咲いていました。(我が家より4〜5日早いです)

           
 早いだけでなく、盆栽の職人でもあり、庭師でもありますので、我が家のシャクヤクとは種類が異なるようです。 

 ブラブラと歩いていますと中学校の裏の土手にキラキラと夕陽に輝き、風に揺れている草の密生が目に留まりました。
           
 名前は分からないままカメラに収めて、知人宅でお話をしている時に、それは「小判草」ですよと、奥様が教えてくれました。
 どうでしょう。 写真から小判のように見えませんか。 これが本当の小判であったら、到底捨てておかれないことでしょう。 ご覧のようにかなりの数の密生です、小判でなかったらこそ、私の目をひと時楽しませてくれたことになります。
 
 高蔵寺ニュータウンの中心街に近づきました。 前回、檜と楠の並木を紹介しましたが、その延長線上に繋がる並木です。 カメラを向けておりましたら、散歩中の足元が少し不自由な方が話しかけてこられました。 私が「今頃ツツジがこの緑と混ざって綺麗な頃ですのに、今年はありませんね。 昨年の刈り込みがきつかったからでしょか」というと、「私もそんな事を考えていたのですよ」と同感の応答です。
           会話を交わした橋の上から


 5月14日のこと
 百姓学校の姉妹校となる、瑞浪・竜吟の開校式がありました。 
 熱心な目的を持った会員が集まったとは聞いていましたが、何か先輩としてお手伝いをする事があるだろうかと出掛けてみました。
 皆さんの自己紹介を聞いていて、目的意識がハッキリしている方ばかりが集まっていました。
 定年を5年前にして、定年後は田舎に入り百姓をしたいから、その技術を学びたい。
 いま、近くに菜園を借りて無農薬・有機栽培をしているが上手くいかないので・・・
 娘が何の経験も技術がないのに、<青年海外協力隊の農業指導員としてアフリカに出向く事になった>、そこで父親の私も勉強する事になった。
 自家に戻らなくてはならない状況になったが、お百姓などサッパリ分からないので・・・

 というように、目的意識、その必要性に迫られるなど、様々な背景を持っておられるが、皆さん一様に真剣味を感じた。 ”余り力むと続かないよ”という言葉を飲み込んでしまいました。
 そんな会場の雰囲気とは異なり、ひと山というよりはひと丘超えたところには、「ゴーガードのレーシング場」があり、午前中からブルーン・ブルーン・グオー・グオーと爆音が聞こえていました。 ひと丘越えて見学に行ってきました。
          

  




 NO.279                                                                          平成17年5月12日 記

 朝の内に一回り、午後から雨との予報です

 2階の窓イッパイに茂ったジャスミンの香が朝からこの一帯を占領しています。
 通学路の子供達にもとどいていることでしょう。
              

 百姓学校と通学路のプランターに植え込む花の播種をして5日目が経過しました。
 昨年は芽さえ出てこなかったカスミ草が芽をだしましたが、さてこれからが本番です。
 ヒマワリは芽を出しましたが、ほうせんか、サルビアがまだです。 マサカ蛇草におびえて出てこないのではないと思うのですが・・・
    
                    角度が悪いですね、良く見てください。

            
         シャクヤク                     姫バラ

 写真だけ撮って中部大学に行ってきました。 予報より早めに雨が落ち始めて急いで帰宅し、今パソコンの前です。
 覚えておられますか、昨年11月25日頃紹介した「皇帝」の芽がでてきました。

              
 花が咲くのは初冬に入ってですから、これから何度登場する事になるのでしょう。
 なにぶん背丈が2メートル以上になりますから、今は10数センチです。
 周りにお花が無くなったときに咲きましたから、背丈が高く、花も確かに威厳があり、「皇帝」という名に恥じない姿でした。
 花が終わった時に、根元から切り(切り株が残って写っています)、地中の球根が冬を越せるようにと土を被せ、籾殻も紙袋にイッパイ入れて被せておきました。 その効果でしょう。 半年以上かかって花をつけます。 お付き合いください。
  





 NO.278                                                                          平成17年5月9日 記

 ハッキリと新緑から若葉に変わってきました。

 2日前に頚椎症の発症の前兆を感じますと書きましたが、今日もその症状は続いています。 それでも痛みまでには至っていませんので、これで治まるのでしょうか。
 ストレスばかりと思っていましたが、先週は百姓学校に2回、万博にも2回、その間に放送大学の課題提出に取り組んだりして肉体的な疲労も重なっていたようです。

 デジカメを手にするとアチコチが気になり、つい撮りまくりたくなります。
       
       植物園の池                    欅の街路樹

 右側には高蔵寺駅からニュータウンに入ってくる、ツツジと欅、そして楠の通りを掲載するつもりでしたが、ツツジが思ってようには咲いておりませんでした。 昨秋、思い切った剪定をしているなと見ていましたが、そのためでしょうか。 毎年の剪定では経費がかかるので2年に一度の剪定とでもなったのでしょうか。 
 が、欅の街路樹も綺麗でしょう。 私の好きな通りの一つです。 写真を撮っていましたら、ゴミ出しの奥さんが何を撮影しているのかと怪訝な顔をしておられましたので、「この並木が好きなんですよ」と言うと、ニッコリ笑って「アチラから登ってくる景色も良いですよ」と教えてくれました。 秋には落ち葉で毎日大変な掃除をされておられる事を知っていますが、皆さんやはり自慢の並木なのしょう。

 さて、ところ変わって我が家の前
   
 早朝、日が昇った時、逆光で撮影しましたので、パッとしていませんが道路を隔てた南側の新築の家です。 風防、防水、透湿のシートの被われました。 醜いですが街路樹のナンキンハゼが芽を吹き出しています。
 そのナンキンハゼの足元が真ん中の写真です。 咲いている花は「沖縄月見草」「ホピー」で、そのほか菊、ツワブキなどがギッシリです。
 それに負けじと我が家の玄関前の通学路の花々です。 賑やかさが売り物のようです。 いま少しアップで撮ってみますと、こうなります。
     
 花ばかりでなく、色んな装飾品が置かれています。
 隣の家との境にバラが咲き始めました。
            
 少し見ずらいですが、右側は虫です。 バラの花を食べる虫ですが、昨日はお尻の方から粘膜を出して、飛んできた虫をキャッチしていました。
 小さなものに目が向いていたら、小さな花に目がゆきました。
 
            
        チロリナンランプ                 スズラン
 チロリアンランプは直径2センチほどで、提灯のようです。 スズランは昨日の母の日に食卓で柔らかく高貴な香がしていましたので、本日再登場です。スズランの花は直径5〜6ミリです。
 
   
  モクコク                モクコク            モクコク
 
 確か少し前に紹介したと調べてみましたが、一向に出てきません。 よくよく調べると
 コラム1−D NO258が欠落しておりましたので、多分そこで紹介したと思います。
 さて、「モクコク」と言う名前が正確なものかどうかは確かではありません。
 真ん中の写真にあるように枯れ木に巻きついております。 木に巻きついているから「モク=木 コク」で、これが岩に巻きついていれば「イワモク」と教えられました。
 生垣に吊るしておいたら、お花好きなかたでしょうか、黙って一番大きく成長したものを失敬されてしまったので、奥にしまっておきました。 水を何時もやるわけではなく、手入れは簡単です。 それにしては可憐な花を咲かせます。
 
           
          テッセン                    蟻
 テッセンは近くの家の生垣に顔を出しておりましたので、撮らせていただきました。
 右は蟻です。 朝の掃除の時玄関ドアーを右から左、いや左から右にゾロゾロです。
 何処から来て何処に行くのか調べてみましたが分かりませんでした。
 私が撮影後、相方が出てきて「ワ〜これはなんだ」と言って、下駄箱の上の殺虫剤で殲滅しました。 その後、神棚に向かった私は手を合わせました。が、別に蟻さんと呼びかけた訳ではではありません。 蟻は明日も同じように出てくるのでしょうか?
     
 
  




 NO.277                                                                          平成17年5月7日 記

 修正しました。 修正します。

 コラム1−D NO267(4月28日付け) とNO270(4月30日付け)に置いて、ジャーマンアイリスと紹介しましたのはイチハツの誤りでした。 修正します。
 なを、ココでも改めて両者を掲載します。

          
            上記2枚ともジャーマンアイリスです。
 
          
                 この2枚はイチハツでした。 
  
 間違いようのない色をしていますが、同じ場所に咲きますのでツイ・・・
 ところで、ほぼ同じ場所に本当はもう一つ別な種類のモノがあります。↓2枚
          

 そして、これが↓が日本アイリスと思うのですが、自信が無くなりました。  
          
 このように並べてみれば形の違いが判るのですが、これからアヤメ、カキツバタ、花ショウブと来るともうまるでいけません。
 どなたか教えてください。見分け方を・・・

 なを、前回紹介の黒竹の芽がコンクリート・ブロックを乗り越えたモノは倒しました。 
 マトモな場所に出てきたものを残す事にします。
                 
 それは親竹の側です。 親の側に出てきたから良しとしているのでは人間の子供と同じで、将来的にはどうなのでしょうか。 親を(この場合は私を)困らせる厄介者を育てるべきだったのでしょうか。

 (追記)
 3日程前から右の上腕部から背中にかけてハリというか、筋肉に違和感を感じていました。 今日になってそれが頚椎症の痛みが出始める時の症状と同じことを思い出しました。 しかし、納得がいかないのは頚椎症は半分以上ストレスから来るものであると、かっての経験から認識しているためです。
 
 あるとすれば、なにがストレスなのだろうと考えました。
 放送大学の通信指導問題が送付されてきた事。 と毎週(今週は休みだが)4日間、定刻にテレビの前に座ることと、中部大学に通学すること。
 その合間をぬって(いやかなりの時間をかけて)このホームページを書いていること。  特に万博に行った時などは百枚から2百枚の写真の中から選んでいる。 これが結構神経を使うし、疲れる。 それなら止めればいいと思うのだが、喜んでいてくださる方もいるというので、それなりに根をつめる。
 散歩はしなくてはならないと急いで出掛ける事もある。

 プロ野球の中日は順調だし、全てが強制されてやっていることではないのだから、どうも納得がいかない。
 と、このように書いて今後の様子を見てみようと思っています。
 この数年の内で一番充実はしているつもりであるが、どこかに無理があるのだろうか? この後に予定していた放送大学の通信指導問題は明日に回すことにする。
             

 
 
  




 NO.276                                                                          平成17年5月7日 記

 雨のゴールデン・ウイークもなんのその
 ”遊びと参加ゾーン”デジカメ片手に その9〜

 タイトルにゴールデンウイークと書いてしまいましたが、お勤めの方もおれれたことでしょう。 ついついこちらが毎日お休みですので、すいません。

 5月5日が今年の立夏。 食卓に好物の”姫ショウガ”が出るようになりました。
 明けて5月6日の午前8時半には予報どうり雨が降り出しました。 時間の経過と共に5月1日以来の本降りです。 こんな日は申し訳ありませんが、入場者数も少ないだろうと出掛けました。 
 万博会場では「瀬戸会場」に続いて御客が少ないと言わている、長久手会場の”遊びと参加のゾーン”に行きました。 
    
   入り口に子供達が       地球市民村のメイン    地球村内の竹林

 確かに、雨降りのこともあり、前回入場した時の半分以下のお客様と感じましたが、雨の中子供達が元気にやってきました。
 
    
   ロボット              マンモス            マンモス家族
 とは言うものの、この館は人気です。 ココではこのロボットの他、掃除ロボット、警備ロボット、案内ロボット、接客ロボットなど全部で6〜7ありました。 正式な名前は忘れてしまいましたが、10メートルダッシュの測定やカーリングなども楽しめるコーナーがあり、みんな真剣に挑戦していました。

 このゾーンには子供だけでなく大人も楽しめるゲームや小屋があります。
   
   ヴァルカンを探せ       アイスワールド           幽霊一座
 このほかにも「ゲゲゲの小屋」などもありました。
 
 「モリゾーとキッコロメッセ」では日本一(?)のお花出荷を誇る愛知県の「花の惑星展」が開催されておりました。
              
                      ママ ありがとう!   
                  
     これはポスターではありません。

 本日の私の狙い目はEXPOホールでの「日本・カナダ共同制作ミュージカルファンタジー新文化創造イベント HARMONY」と、EXPOドームでの同じく「新文化創造イベント LIVE 阿国 OKUNI」 でした。
 午前の部の「HARMONY]が終了し昼食後、グローバル・コモン4(ヨーロッパ)でまだ見学していないパビリオンを3箇所回ったところで、疲労感を覚えて休憩施設にむかいました。 (足が伸ばせ・畳もある施設が長久手会場内に私の知る限りで2箇所あります。 ココはロシア連邦館の横、もう一箇所は日本庭園・茶室の側))

 <追記 5月8日>
 本日新聞にて紹介してありました。 お薦め室内休憩所は長久手会場には6箇所、瀬戸会場に1箇所あります。 各ゲートの入り口で配布されている「公式 会場案内MAP」には椅子に両側から腰掛けている人の絵によって表してあります。

            
 朝早く遠方から来られた方もおありなのでしょう、眠っておられる方のいました。 各言う私も10数分眠ってしまいました。
 
 夕方からの「阿国」の整理券を貰って、グローバル・コモン5(アフリカ)に向かいました。
 雨は更に本降りとなっています。 雨ガッパを用意してゆきましたので、防備は完璧ですが、入場者の中には二人での相合傘も良いですがびしょ濡れの方もおられます。
 本降りの雨に加えて雷の音までもしてきました。 更に激しい雨になるのかなと思いながらコモン5に近づくと更に轟は激しくなります。 それにしてもリズミカルな雷だと思って入ってゆくと、それはコモン広場でイヴェントが開催中でした。
            
                
 単調な音の繰り返しのリズムです。 見たところ9〜10歳の子供から10代の女性の数人を交え、20代前半の青年からなる15〜6人のダンサー(出演者)です。
 「ガムブーツダンス”ガーボモト” 南アフリカ 」 伝統舞踊と音楽でした。
 兎に角、単調で激しい踊りです。 ステップと振り付けは数少なく、ご覧のように時折足を高く持ち上げて、そのまま叩きつけるように振り下ろすのです。
 多分、高くどれだけ持ち上げれるか、しかも連続してと言うのが踊りの良し悪しの判定ではないでしょうか。 
 その間、一つの太鼓が打ち鳴らすリズムと皆で囃子歌うのみで約20分以上でしょう、延々と続きました。 戦いに出掛ける前、戦士を鼓舞する踊りではないかと感じましたが・・・。 大人の一人が最後は太ももを痛めてビッコをひいておりました。 雨の中最後まで観客が切れなかったために、いつもにましてハッスルしたのでしょうか。

 このダンスを見た後はそれではとアフリカ共同館に入場しました。
   
 踊りと音楽ばかりではありません。 精緻な動物画を描いておられましたし、彫刻も色々楽しみました。 写真はありませんが織物の実演も数箇所であります。 販売している物がどこも同じようなものばかりと感じました。。
 と言うのは共同館には20数カ国が参加しています。 アフリカには数十の民族があると聞き、習っていますが私には全く見分けが付かないのです。。
 
 ただ、真ん中の写真「MOTTAINAI](もったいない)は分かりました。 どこの国のブースに掲げれれていたのかは忘れてしまいましたが、彼らが見つけた(学んだ、教えられた)日本の言葉の一つです。 
 私たちが近頃忘れてしまった言葉であり、生活態度と反省させられました。

 なんと今日も会場滞在時間は11時間で、累計70時間を越えました。
 何度言っても、その度に発見があります。
 最後に本日の目当ての阿国のパンフレットの写真と万博八草駅の階段でお仕舞です。
               
 
  



 NO.275                                                                          平成17年5月5日 記

 春日井都市緑化植物園祭りの状況

 NO263と265で”植物園祭り”の紹介をしました。 それだけでお仕舞いとしてはいけないと、駆け足で行ってきました。 4月29日から始まり、本日が最終日です。
 今年はお天気にも恵まれ、5月1日の午後の雨だけであとは好天でした。
 愛・地球博・万博会場は連日12〜14万人の人出、セントレア空港も開港以来500万人を超えた入場者数と報道されています。
 こちら植物園は賑わっているといっても、人気のボートの待ち時間は最大20分です。
             
                              ヨシズが丁度ピッタリの日です

    

    
 木陰で池を眺めて一休み、その隣ではカモも昼休みでした。
 親子3代のお昼、写真を撮らせてもらいました。(弁当持参、ボトル持込は禁止されていません)

           
         正面のカナール              緑と花のバザール
   
 ハンギングバスケットのコンクール、野点茶会、 お琴の演奏もあります。

      
 草木染体験コーナー      子供向けのお店           盆栽展

 その他にも子供向けのイベント(木工づくり、など)
        地震体験車 グラッキー

 如何でしょうか。 万博も良いですが春日井植物園祭りもなかなかでしょう。
 特に、小さなお子様(小学低学年まで)にとって、手軽な行楽地として人気です。

 追記
 何時もこの植物園の大久保池のボートのことを書くとき、ついつい”足漕ぎ白鳥”と書きそうになります。 最初に導入された時の記憶が強いのです。
 カメラを向けてシッカリ見ましたら、白鳥など一艘もいませんでした、ヘリコプター、テントウムシ、ジェット機、パンダ等でした。
 先入観は怖いですね。




 NO.274                                                                          平成17年5月5日 記

 NO271の続きとなります
  苗田に種を蒔いたパレットを配置しました。

 家を出る前のことです。 今年は黒竹が一個に芽を出してきません、こんな事は10数年なかったことです。 やっと、困ったところから芽を出してきました。
 7年前にアチコチに芽を出すものですから、40センチメートルも掘り起こして、コンクリートブロックで固めたのですが、その外に芽を出したのです。 どうしたものかと思案しています。 なお、沖縄月見草が本日はじめての開花です。 この花は強くこれから次々に芝の間から花を咲かせてくれます。

    

 さて、本題の籾蒔きと苗田への配置について
   
 湯漬けしておいた籾       パレットに土を入れます   籾配置機にパレットを置く

 「湯漬けの籾」 これは前夜、約40度の湯につけました。 その後は温度は落ちてゆくのですが、翌朝(8時間後)に取り出して、日陰で乾燥させます。 (その後の作業の時、乾燥が充分でなく、籾を蒔く時、当初は調子が出ませんでした。 
 当日の気温・湿度状況などにもよりますが約1時間〜1時間半は必要と 感じました。 籾を握った時に微かな湿り気を感じるぐらいです。 と言うものの、全てのこの作業には2時間強かかりましたが、最後のところでも乾きすぎと言う事もなかったことから判断して、早めの乾燥かベターと思いました)

   

 籾をパレットに一定量を配置する機械です。 実に素朴な装置です。
 パレットに籾が充分でない所は手作業で補います。

               
 パレットに再度土を塗して、出来上がりです.。 当日は餅米を30枚、ヤマホウシ24枚、アサヒノユメ54枚で合計108枚を約2時間半で仕上げました。


 さて、今度は苗田へのパレットの配置です。
    
 写真では分かり難いですが苗田の水をひいておきます。 そこにパレットを配置してゆきます。 間隔は前後も左右も2〜3センチメートルです。
 パレットを前後に揺すって定着させます。 (中心より端に気をつけます)
 では、その苗床はどのように作るのでしょうか? 当日予定より多めにパレットを作ったために、その作業がなされました。

           
 この作業をする前に、タップリと鶏糞を蒔きました。
                
 あらかじめ作っておいた新聞紙のロールを敷き詰めます。 このとき風で新聞紙が巻き上げられるので、水をかけて落ち着かせます。
    
 60センチメートル間隔でブリッジを渡します。 
 シートを架けます。 ペグを一つ置きに架けてとめてゆきます。 落ち着かない時は洗濯バサミで仮止めをして作業をするとし易いです。
  最後は、外側でとめることが大切です。

 さて、苗床作り、籾のパッレト蒔き、苗床への配置は終了しましたが、以下の事が残っております。
 @ 苗床の水の管理です。 どれほどの水の量が適切なのでしょうか。 苗床の表面に水が浸かっている状態なのでしょうか? 終ったばかりの時は苗床は浸っておりませんでした。 その後、水嵩を上げていたようにみましたが・・・
 A 何日ほどで発芽してくるのでしょうか? その間覆ったシートはそのままで良いのでしょうか? 記憶では2週間ほどでシートを外したように思いますが、その時の苗の生育状況によって変化させるのでしょう。
 どちらにしても、今までの経験では1ヵ月後が田植えの適正な時と記憶しています。
 
 
 



 NO.273                                                                          平成17年5月3日 記

 少年自然の家の散策路を歩きました。

 毎度の事ながら本日も別にこれと言ったことではないのです。(5月2日
 いつものように散歩に出掛けたのです。 しいて言えば、大きく立派な建物の住宅があります、その家の前庭はほとんど人の手が入っておりません。 少し何とかすればよいのにと何時も思いながら通り過ぎています。
 その庭の隅で、アジサイの葉に隠れるように直系15センチメートルもあります白のボタンが咲いておりました。
          フラッシュでハレーションを起しています。

 少年自然の家の外周、築水池の入り口で白の花をつけている木に出逢いました。 その後も別の白の花をつけている木を目にしたのです。
           
 残念ながら両方の木の名前はわかりません。 どこかで書きましたように春が深まる、いや初夏に向かって草木は白の花が多くなってきたように思えます。
 早春は黄色から始まって、ピンク・赤・紫と進み、白になって行くのでしょうか。
 全てではありませんが、どこかそんな順番のように思われるのです。

 愛知県の県の木「花ノ木」を紹介した時、花=種が風車のようになって飛んでゆきますと書きました。 今日モミジを観察していると同じような種がありました。
              
         モミジの種                 タカノツメ

 まだ、開花していませんが「タカノツメ」も白の花のように感じました。
 最後は<少年自然の家>を包む緑を紹介します。

                                           




 NO.272                                                                          平成17年5月2日 記

 散り行く時も、見送ってやらなくてはと・・・

 芽吹き、期待され、注目される。 そして散り行くときには他の草木や花々に目が移ってしまうのでは申し訳ないと、お見送りさせていただきました。
 花の後に実の成る木は再び注目され、期待されるのですが・・・
     あの真っ白なコゴメ桜が

    黄金色のヤマブキが

    やはり一雨でボタンが

           
         ハナズオウ                ハナカイドウ
 
               
                   スッカリ葉に覆われてしまった藤

              
         雪柳 終った花を愛でる様に、テントウムシがやってきました。

  そうは言ってもやっぱり元気が良い草木が良いですね。
           
 ホオバの葉です。 あの「朴味噌」のホオバです。 兎に角元気がよいのです。
 狭い屋敷に植えるような木ではありません。 背が高くなるので地上3メートルくらいでバサリと切りました。 その後も毎年・毎年手荒い取り扱いをするのですが、なんの苦もなく、翌年には新芽が出、それがグングン伸びて枝にまで成長し、その先に葉を付けます。
 秋には大きな枯れ葉となって舞い落ちます。 一気には落ちませんので掃除が大変でエイヤーと枝ごと切ります。 すると高山出身の女房が必ずイチャモンをつけるのが例年の慣わしです。  年に数度のホオバ味噌はご飯がすすみます。 

            
 なんの木なのか知りません。 この後白い花が咲きます。 植え込んだ時は1メートルにも満たない木でした。 同じ場所にあったモチノキが枯れた跡に譲ってもらったと記憶しています。 4年前の台風の時、幹が折れてしまいましたが枝を引っ張って補修しておきましたら、元の姿に戻ってきました。 人間がチョット手を貸すだけで復元してゆく生命力に感心しています。
 
 最後はまだまだ2分咲きのジャスミンです。 
                               




 NO.271                                                                          平成17年5月1日 記

 風薫る5月となりました。
  〜百姓学校、6年目の苗田作りとなりました〜

 午後から雨になるとの予報でしたが予定どうり6年目の稲作の苗田作りです。
 私たちは何度も書いていますように、熱帯から亜熱帯の植物「稲」には梅雨時の田植えと気温の高い時の成長が良いとの考え・指導のもと、苗作りから30日後の田植えと計算しての作業計画です。
 百姓学校の回りは早くも田植えが終わったところ、あるいはこのゴールデンウイーク中に田植えを終わらせるための準備が完了しています。 
 なを、ほとんどの農家は農協からの苗の手配で、自家栽培はしておられません。
 
 6年目に入った百姓学校の稲作ですが、今もって生徒だけでは自信を持って作業が出来ません。 そこで、活字だけでは不十分と思い、カメラに収めて次年度以降に役立てようと記録を残す事にしました。

 さて、苗田作りはまず苗田の草刈から始まります。(田も同様です)
   
 そして、田を耕運し、水入れです。 (田は昨年稲を栽培していますので肥料なし)

   
 水を入れだすとすぐに、何処からやってきたのかミズスマシの姿が見えました。
 撮影は失敗しました。(ピントがあわず) また、トンボも飛んで来てお尻の先をチョンチョンとつけて、卵でも産み付けているのでしょうか?
 約25坪ほどの苗田には3時間ほどで水が廻り、耕転をします。 耕転が終わった頃より雨が降り出し、苗田のパレット(籾入り)を設置するための苗床の整地が出来ませんでした。 これは耕運機を使用すると土がカクハンされすぎてドロドロになってしまうためのようです。  水が引き、時間を置いてからではないと無理と判断し当日は中止となりました。

 一方、籾を蒔く土作りについて
 先週、山土を運び、振るいに架け、灰を混ぜカクハンしておきました。なお、山土には粘りがある事が良いようです。 灰との割合は5分5分が理想と言うことですが私の見たところでは山土7に対して灰が3分程度に思えましたが・・・?
 なを、2年前に灰の変わりに炭粉を使ってみましたが、粘りがなくその後苦労しました。 パレットの土が抜けてしまう率が高くなりました。
 カバーをしておきましたがやはり乾燥してしまったようです。 
    
  軽く握った時に固まる程度が理想です。 そこで水を加えて再度カクハンしました。

  忘れてマラないのが次の作業です。
 籾をパレットに敷きこむ作業に使う機械の清掃です。 前年使用した時の泥や土がへばりついていますので、綺麗に取り除く必要があります。 これをイイカゲンにすると、均質に籾が敷き詰められません。
   簡単な装置の機械ですが、実に良く出来ていります。
 なを、回転部分に油を点す事を忘れないように・・・・
 次回5月4日にパレットに籾を蒔く作業がなされますが、1反当たり25〜30枚のパレットが必要になります。 本年は全部で90枚の計画です。

 さて、昨日はツツジが満開でしたので、紹介しましょう。
              
 
              
                                これは鉢に植えられた白藤です。
 

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