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 NO 390
                                   平成17年11月9日 記

 松の剪定、まずは一番の大物から手がけました
 〜10年前は11時間、今年は4時間半でした〜


 かっては職人さんに頼んでいましたが、平成4年の「住まいの庭園 技能講座」の卒業、認定の翌年から自前で取り組み始めました。 技能講座を終了したといっても座学ばかりで、実技をしているわけでのなく、2回程、春日井市が実施していた「庭師の実技 松」に参加しました。
 それ以外はよそ様の剪定された松を眺めての勉強です。 
 なかなか思い切った剪定(切り込み)が出来ずで、時間ばかりかかりました。 出来栄えは自分でも”いまいち”というよりは”いまさん・いまよん」でした。
 5年目頃だったでしょうか、かってお願いしていた植木屋さんが見えて、下からジーと眺めて何も言わずにお帰りになりました。 
 その翌年だったでしょうか、お隣の”盆栽と植木のプロ”に「加藤さん松はお金が取れるよ」と言われてから自信がつき、思い切った剪定をするようになり、かかる時間が大幅に短縮しました。 出来栄えが問題ですが以下のとおりです。

    →  

    →  

      →   

 25年前に3本セットで我が家の庭にやって来ました。 上記の松が一番みすぼらしかったのですが、畑の隅に植え込みました関係でしょうか、栄養分が良く行き渡り、今ではいちばん大きくなっています。 4〜5年前よりこれ以上縦、横に伸びないようにと切り詰めています。
 やってきた当時手を加えて行けば、老後には小遣い銭ぐらいにはなるだろうと、内心算段しておりました。 
 バブル崩壊後、植木関係も大不況で売れないし、植木屋さんは仕事がなくて大弱りと聞いていました。 それに乗じて植木も値下がりだそうです。 が近くの農協で同じような松を見かけると、なんと数十万円の値札がついています。 
 
 ではこれを売るとなるとその数分の一になるとのことです。(運搬費が出ればよいほうだそうです)  今までの手間賃には遥かに及ばないどころではありません。 もちろん今のところ手放すつもりは全くありませんが、庭に降り立った相方曰、「御主人さんが居なくなれば、直ぐにでもこの庭から姿を消すでしょう」とノタマイました。 

 あと松が2本残っています。 ここまで来れば秋の庭仕事も先が見えてきました。 楽しみながら鋏を入れることにします。 





 NO 389
                                   平成17年11月9日 記

 ”オオカミジジイ” ウロウロオロオロしないか?
〜今朝は早く目覚め、こんなメモを書きました〜


私自身の事を「オオカミジジイ」ではないかと感じ始めて10年近く立つ。          
自分で怖い時が来る良いいながら、その時が到来したならば、一番初めに”ウロウロオロオロ”するのではないかと思っていたりしていた。      その時は”カッコわるいな〜”と思ったり、どうせその時は世の中全体がウロウロオロオロするだろうから、そんなこと釜って居られない、”かっこ悪い”なんて言っている暇はなかろうと高を括ったりしていた。  

それどころか、そのようになった場合は私の性格を生かして、いち早く気分転換し、「さあ〜!皆さん立ち上がりましょう。 行く先居はこちらです。 しゅっぱつ〜」と声を発せられるように日ごろから勉強と心積もりをしておかなければならないと思ったり、考えておりました。                                                      
 このところというか、半年ほど前よりなんとなく、その時が到来しても多分ウロウロオロオロしないのではないかと思い始めました。 何故だろうと考えたのですが、これと言って思い当たる事はありません。 強いて言えばこんな事を近頃〜この数年間のうちに学んだのでしょうか?                                                 @百姓学校の6年間・・土・自然の大切さと、その再生能力を学びました。 腐ったもでも時間をかけて取り込んでしまい、其ればかりか新たな生命を生み出すエネルギーに転化してしまいます。 其れを見ていまして、土を相手にすれば疲れ、生きる気力を失った人間も再生してくれるのではと考えるようになりました。 見えない微生物の力とでも言うのでしょうか。                                                    

A今年から「世界歴史」を学び始めました。・・・T)、歴史は時に短いスパン、時に長いスパンで変化してゆきます。(権力者の交代) 外的要因であったり、内的要因であったりします(内的要因の時が大半であるが・・)。 歴史を後から眺める事の出来る立場に立ってみると、「全てが定められた運命のようにも見えます)だから
U)必要な時には必要な人(集団)が登場してきます。                     
V)一つの時代には誕生から〜成長〜最盛期〜斜陽期〜衰退期〜消滅とサイクるがあります。 早い遅いはありますが、そのサイクルのどこかの時点から次ぎの時代の波(流れが内包され・育まれ、用意されており、やがて入れ替わってゆきます。            
W)また、特に他民族を支配する国家運営のスタイルを眺めてみますと、緩やかな支配とでも言うのでしょうか、非支配層の歴史・文化を認め・許している管理が長期的な国家を形成しております。                                              
Bこの1年間、このホームページに掲載するために我が家の庭、あるいは近隣の草木花をデジカメを通して眺めてきました。・・・いつの間にか其れまで気がつかなかったもの、あるいは見過ごしていた草木花々が目に止まるように成りました。 その全てに何か、どこか魅力があります。 「美しい」「可愛い」「香がすばらしい」「生きているのか」「忘れていてごめん」とつい声を掛けてやることがしばしばでした。                          

 自宅に帰って写真を眺めると、思いどうりに撮れているものもあれば、その逆もあります。 其れは、その時の私の心理・心情が反映されたものである事が分かりました。      
という事は、全てその作品の出来栄えは私の心の投影という事になります。        

@~Bのことや、まだ気付いていない他の事柄があいまって「ウロウロオロオロしない」という気持ちにさせてくれたのでしょう。                                 
などと入力しましたが、果たしてその時がやってきた時はどのようになるのでしょう?
「”ウロウロオロオロ”する私をこれまた、楽しく眺めてみたいものです。」などと書いてしまいましたが・・・ まさに修行でございます。                            

        

 NO 388
                                   平成17年11月7日 記

 久しぶりに散歩に出掛けましたら・・


 先月の百姓学校の時からです(11月23日)、寝込んだり、熱が出たりしたわけではありませんが、感冒気味でしたので夕方の散歩は控えておりました。
 連日の座学のこともあり、外に出ず2週間ぶりに散歩となりました。
 散歩コースの様子はスッカリ変化しておりました。 コースというよりは、まず家の前の「ナンキンハゼ街路樹」の紅葉です。 
 
        
   我が家の前のナンキンハゼ街路樹         緑化公園の欅です
  夕方で陽も差しておりませんので、輝いておりませんが・・・
 
 其れよりも、我が家の南側、今年新築した30代のご夫婦の家には早くもXマスのイルミネーションが点火されました。
 10数年前、この辺りというよりは高蔵寺ニュータウンの中で10指に入る早さで我が家にはイルミネーションが飾られましたが、今では何とか毎年続けている程度です。
 ニューウタウンの中には多くの方がわざわざ見学に行かれる程の其れは其れは豪華な飾りがアチコチにあります。
 南側のこの家と合わせて、我が家のライトが点ると寒い時間の帰宅の方をお迎えする事になります。
              
  
                   
                            




       平成17年11月7日 記

   お知らせ〜出来ました 第2弾〜 


中部大学・国際関係学部シンポジウム〜文化の壁をよじのぼる〜
「異文化との付き合う方法」と「パネルデイスカッション”他文化理解の落とし穴”」をエッセイF 講演会・勉強会に掲載しました。                               

 話し言葉を聞き書きしたものですので、怪しいところもあります。 校正漏れがあると思いますが、あしからず。 早くにと思いまして、掲載することにしました。




                                    平成17年11月6日 記

   お知らせ 〜第1弾〜


中部大学・国際関係学部シンポジウム〜文化の壁をよじのぼる〜 「留学生が語るパネル討論”日本という他文化”を、エッセイFに掲載しました。                  
 「異文化と付き合う方法」と「パネルデイスカッション”他文化理解の落とし穴”はおって入力・掲載します。                                            


 NO387
                                                                        平成17年11月6日 記

 中部大学 第42回 学園祭 〜3日目11月5日〜 


 コラム386 NO386の「学園祭 前日のキャンパス」に続いて、3日目の様子を紹介しましょう。
            
 学校の正面玄関から入らずに、いつもの通学時同様に、学生用の「大泉寺駐車場」から入りました。 最初に出逢いましたのが、竹で組んだ黒の幕にお面が飾ってありました。 「お面研究会」の作品でした。 
 さて、これらのお面同様、どんな場面に出逢えるのでしょうか?

 まずは何処でも人気の食べ物バザー通りからご案内いたしましょう。
 50~60軒の模擬店・展示がなされていましたが、なんと言っても食べ物屋が50軒と圧倒的でした。 まずはなんでもありました。
 食べ物屋以外では「金魚すくい」「名古屋友禅」「輪投げ」「ヨーヨーつり」「くじ引き」などで、アチコチで開催される縁日と同じです。

                   
                    正面の垂れ幕です
            
                                お子様向けの演出でした。

  競合する食べ物屋が多く、販売促進・宣伝が大変です。 そこでヌイグルミや女装をしての競争となっておりました。
                 

                
    この子はもっぱら哀願調で訴えており        こちらは疲れ気味でした。

 看板で目に付いたものを紹介します。
 
         

    
 お味の方は「秘伝」とか「伝統」とか「本場」の味とか書かれていましたが、不味いことはありませんでしたが、看板ほどではありませんでした。
 左上の「うまい米作り研究会」のお米は大学の近くの水田を借りて、無農薬・有機栽培をしたとのことです。 指導の先生の似顔絵のようでした。 おにぎり2個で100円は美味しく・値打ちでした。 が、米作りはこちらのほうが先輩です。 少々薀蓄を語ってきました。 そして11月27日には「百姓学校の収穫祭」があるから、来ないかと誘ってみましたが・・・

 食べるばかりではありません、4日は午後の4時からスタートした「8時間耐久自転車レース」があり、毎年注目されているようで、今年も人気があったと聞かされました。 
 5日は仮説の畳敷きの道場で柔道や空手などが披露されましたが、私が見たのは弓道でした。
            
      左は弓道です。          では右の写真は何のものか分かりますか?
 
 洋弓=アーチェリーの的代わりの風船です。 このコーナーお子様に人気があり、並んで順番を待っておられました。

 

 *もちろん、各学部・各学科の研究会の発表も多数なされておりました。
 午後1時からの”国際関係学部シンポジウム”に参加しました。
 まず、第2回 国際理解短歌コンテストの表彰式がありました。
 続いて、中部大学に留学中の大学院生・博士課程の方たち語るパネル討論「日本という他文化」と題したものでした。
         @日本に来て驚いたこと 
         A日本の大学と大学生についてどう思うか?
         B日本でよく開催される文化交流行事は意味があると思うか? 
         C日本(人)の宗教観についてどう思うか? 
         D日本(人)は豊かと思うか。 (幸せか)?との質問で、本音が聞けて面白かったと同時に、日本人の私でも感じていたことが語られ改めて自戒と反省をしました。
 
 *次は、プロの中国琵琶演奏者であり、現在中部大学・国際人間学研究科博士課程に在学中でもある、宋 テインテインさんの演奏がありました。
            
 
 テインテインさんのオリジナル曲はテレビや愛・地球博にも何度も出演されましたので、お聞きになった方が多くおられることでしょう。
 ”アジアの風”も他の曲同様に「やわらかく・ユッタリと・暖かく・シットリ」として素晴らしいものでした。
  テインテインさんはリップサービスだけでなく、本当に中部大学が気に入っているようで、11月7日より再び日本全国への演奏ツアーに出発とのことですが、「今日はツアーに着てゆくドレスの初公開です」と言っておれれました。

 *最後に朝日新聞社で編集委員をしておられる松本 仁一さんによる基調講演「異文化と付き合う方法」があり、その後中部大学の6人の教授を交えての「他文化理解の落とし穴」と題してのパネルデスカションがありました。
 これが実に面白かった。 基調講演に対して各教授が異論・反論・同調が入り混じりました。 司会の教授が「人に噛み付くのが最高のもてなし」というのが中部大学の文化と言い添えるほどでした。
 この講演とパネルデスカッションは後日”エッセイF 講演会・勉強会”に掲載予定しております。(現在、大学の宿題・予習・復習で手一杯ですので、遅れるかもしれません)
 
 それにしても、こんなに面白く・ためになるシンポジウムに学生は何故参加しないのだろうか? 普段の授業も私には楽しく・面白く時間の過ぎるのを忘れてしまいますが、更にその数倍面白かった。 教授にとっても顕在する知識・見識を披露できる機会として、また角度の異なる刺激があって有意義ではなかったのでは無いだろうかと思いました。
 地域の人々にも無料開放されているのだから参加することをお薦めする。
 
 <と入力しながら、かなり差しさわりがあるでしょうが、”あなたは、新しい時代の風を感じる?、感じない?今、高等教育=大学に求めれれるもの〜”と題しての討論会。
 具体的には「何故学生は授業に参加しないのか? 意欲がわかないのか? 学校側はどんな努力をしているか? すべきか?
 やるやらないは学生の自覚による、と言っているだけでよいのか?というテーマで学生の討論会。学校側を交えた討論会。を開催したらどうだろうか?
 
 賛成・反対は立場によって色々見解は異なるだろうが、小泉改革は進む(新しい時代が来れば、其れも大したことはなかったと知ることになるだろうが、今は更にこれまでのようなわけにはいかない) 行財政改革によって様々な分野にメスが更に入る、国立大学の法人化によって知人の発言・行動内容が目に見えて変わった。 その延長で私立大学の尻に火がついた。 私の友人は職を辞してしまった。
 

 シンポジウムが終ると午後5時、辺りは薄暗くなっておりました。 青空フェステイバル(ステージ)では「中夜祭」〜みんなで騒がNight〜が開催されておりました。
 ”名古屋ど真ん中祭り”に出演した????グループがヨサコイソーランを踊っていました。
                 
   





                                                                         平成17年11月4日 記

   お知らせ  


 
”イノシシ君がくれた、紅葉散策”は「エッセイ D 旅日記」に掲載いたしました。





 NO.386                                                                        平成17年11月2日 記

   学園祭前日のキャンパス〜パネルと看板〜  


 11月の声を聞いたらこの2日間、朝の最低気温がグーンと下がりました。 そのためでしょう中部大学のキャンバスも紅葉が一段と進みました。
 コラム1−D NO376(10月19日)の色模様と比べてください。
        です。
        
           4枚とも毎度の季節を感じさせる定番の場所からです。

 さて、そのキャンパスであすから第42回の中部大学”学園祭”です。                                   正面玄関前の垂れ幕です          その幕の真下でお昼食でした

 垂れ幕を撮る様な振りしての隠し撮りです。 一声掛けようとと思いましたが、前回「マクドナルド」の食べ歩きの美女軍団に逃げられましたので、隠し撮りで失礼しました。
 
 この10分前、「アフリカを知る」の授業で南アフリカのアパルトヘイトの問題を取り上げた映画を観ての感想文の宿題が出ていました。 何を書こうかと思いながら歩いてきました。 命をかけて”自由獲得”の行動を起こした高校生やその教師の事実にもとずく内容でしたので、爽やかな陽ざしのもとで食事を取る女学生の姿とダブリ、書こうと思っていた事柄が一瞬消えてしまいました。



            
 一番の力作看板と思いましたので大きめに掲載しました。 右の人形は立体作りです。
 
        
    会場マップです。                  メインステージです。
                               手を繋ごうと書いてあります。

              

                
  後夜祭は大分盛り上がると聞いていますが、「さて、仲間に入れてくれるでしょうか?」
  お天気ならば、出掛けてみる予定です。 また、ご紹介しましょう。










 NO.385                                                                        平成17年11月1日 記

  イノシシ侵入につき、急遽脱穀に向かう
         〜脱穀の手順の記録〜


        
       脱穀は奥から手前に          急がずに挿入、前の束落ちる頃、
                 
  @脱穀は奥から手前に、ハザ架けするときも同じです。 取りやすいから
  A慌てて束を機械に挿入すると、キレイに脱穀できません。前の束が落ちる頃に次を
  B脱穀した米を受ける袋は大体ハザ掛け2支柱分で1袋です。約30Kgです。
    袋は同時に2枚使う、1枚はコボレ米を拾います。
  Cハザ架け支柱の間隔は210Cm(歩幅で3歩)、この間に稲束が30前後架かる。

       
      藁束を縛るワラ紐              4束づつ交互におきます
               
                16束で1括りです
  @ワラ紐・・事前に藁5〜6本を穂先のところで縛っておきます。
  A藁束4本を交互にして4回、計16束で1括りです。
    藁が長いものと、短いものがあります縛る位置は調整です。
    また、太い束もあれば、短いワラ紐もあります、その時は12〜14束にします。
  B縛り方はシッカリ束を押さえ込んでください。最後は0000のとおり。(又教えます)

 支柱の整理・・長短は混ぜても良いですが、突き刺す底辺でそろえる。(交互にしない)
 イノシシ防御の網の整理・・絡まないように隅をキチンと縛ること。

 ところで、本年の収穫は「ヤマホウシ」6袋=180Kg(約3畝)籾摺り後は150Kg?
            「アサヒノユメ」5袋=150Kg(約3畝)籾摺り後は120〜30Kg?
  反当りの換算すると7〜8俵ということになりましょうか? これは後で・・・
 
 最後に、サツマイモ畑では大宴会の会場を提供してしまいました。
 ハザ架けの場も奥さんに毎晩見回っていただき、ネットの補強も何度かしていただきました。 そのたびにイノシシも賢くなるそうです。 夜中12時の身回りで懐中電燈で照らし出すと、2日続けて親子のイノシシが逃げ出していったそうです。 その影がこれです。
                  
 





 NO.384                                                                        平成17年10月31日 記

  秋の恒例、庭の手入れを始めました
           〜 続いて、二日目です〜


 始めたら一気にという性格です。 が、朝、百姓学校の仲間から電話が入りました。
 「ハザ架けの稲がイノシシにやられている」というのです。 残っている食物は私たちのハザの稲だけのようです。 そのことは次に書きます。 
 午後に迎えに来るという事なので、予定を変更して昨日の続きとしました。
 松をジックリ剪定という時間のユトリはありません。 そこで・・

          
           ↓             藤棚です                      ↓
          
 如何ですか、このくらいスッキリさせます、藤の実が数個あります。食べます。

 その隣に杉の木があります。

           →   
 我が家の一本杉です。 かように毎年剪定しております。 と言ってもこの杉、我が家の庭に移植されて約27年です。(誕生して30年でしょうか)。 この杉も相方の国「高山・白山神社」の境内より御来植されたものですが、昨日紹介の「ホウバの木」と異なり、かなりの強目の剪定をしても何も全然小言がありません。 
 ”口にできるもの”と「チクチクと痛いばかり」の違いでしょうか。 京都の北山杉のように私は剪定している気持ちなのですが・・・・ 

 なんて勝手なことを言っていましたら、今度は私のことを忘れないでと、木の下の花が語りかけてきました。

            
日陰で楚々と咲いていました、今春購入    野菊ですよノコンギク、忘れていません
 





 NO.383                                                                         平成17年10月30日 記

  秋の恒例、庭の手入れを始めました


 23~24日の百姓学校の翌日から少々感冒気味でもありましたし、天候もハッキリせず、そのうえ宿題と予習・復習に追われていました。
 一番の理由は大嫌いな蚊が消えた後でないと庭仕事はしないことにしております。
 さて、地下足袋を履いて庭に回ると、早咲きサザンカが2輪咲いているのを見つけました。 既に一人前に成長していますが、どうしたことか毎年背丈が1・5メートルもあるのに、50センチメートル以下の下部にしか花が咲きません。 しかも通路に面したほうでなく壁側から咲き始めますので、見落としてしまいます。 枝を透かして届いた朝日に輝いていました。 手を伸ばしてやっと数枚の写真の中から選びました。撮り難いのです。
        
              何でサザンカの横に「ネギ」があるのでしょう?

 松の剪定から始めようと思ったのですが、目に入ったのが1・5坪の畑。 そこには夏野菜の蔓が絡んだままでした。 「ニガウリ」に至っては例年どうり松の木に絡んで居るというよりは締め付けているようにも見えました。 
 そこで畑からです。 苦土石灰と菜種カス、タヒボ(ブラジル産の健康飲料)の出がらし、と腐葉土(昨年の栗の葉)を混ぜて耕転し、今まで南北であった畝を東西にしました。 その時、毎度重宝しておりますネギが草の間で生き残っておりましたので、ご覧のように植え替えました。 (”寺の小僧習わぬ経を読む”といいますが、百姓学校で私ネギを植えたことはありません。が見よう見まねでご覧のようです。さて如何に)

              
          ↓剪定前                       ↓剪定前
              
        剪定後                         剪定後
  横道に入ってしまいましたので、松に取り掛かったのは午後になってしまいました。
 特別の松ではありません、一番時間がかからない松から始めただけです。
 30数年前の正月、豊川稲荷の門前で購入、団地住まいの6〜7年間は鉢の中にいました。 現在地に移転して2年後に地上に下ろしてあげました。 「この形に仕上げるまでには苦労しました」というのは嘘です。 それでも少しは・・・・

 その間、松の根元といわず庭全体に夏草が枯れた状態で残っていますし、姫芝とは言うものの伸び放題で足元がいただけません。 相方が「インコ」の敷き紙を取り替えながら、刈り込み鋏で刈り取っていました。 大物の松にはまだ手が入っておりませんが、庭がすっきりして広くなったように感じます。 
         
  この松の剪定には5〜6時間かかる        右の松が剪定したものです
 
 と、相方の名誉のこともあり紹介しましたが、もう一つ隠れたところでこんなお話が・・
               
       ホウバの葉です。               残したホウバの葉です。
 
 「ホウバ味噌」は私の好物の一つです。 別に「飛騨牛」など無くてもよいのです。 ただし味噌は「飛騨味噌」で、ネギも「飛騨ネギ」(甘いのです)でなくてはいけません。
 さて、このホウバの木は庭の東北の物置の前にあります。 約1ヶ月前から葉が枯れ落ち始めました。 松の剪定時期になりますとあの大きな葉は目障りです。 そこで一気に枝を落として葉を始末してしまいます。
 その時です、「何で切ってしまうの、大切に仕舞っておこうと思ったのに」との決まり文句の相方です。 ホウバは自分の木と思っているようです。 (確かにこのホウバの木は高山からもってきたものだったと思います))
 そこで今年は「如何しましょうか? 全部切り落としてよいものでしょうか?」と訊ねました。 何か一言言っていたようでしたので、右の写真のように一枝(10枚の葉)を残すことにしました。 さてどうでしょう。 この葉で何回「ホウバ味噌」が口に出来るのでしょうか?
 まだ、高山からは正月用の味噌は届いていません。
 一葉落ちていても風に吹かれてカサコソと喧しいだけでなく、散らかって見えます。
 掃除当番の私が一枚一枚拾うことになるのだろうと思っています。
 物置に仕舞っておいて、飛騨の味噌とネギが届いたならば、お願いする事にしましょう。
 




 NO.382                                                                         平成17年10月28日 記

 ナンキンハゼの街路樹が色付き始めました
 〜皇帝(木立)ダリヤの成長がやっと止まった〜


        
 左側はほとんどまだ青いです。 日当たりの問題でしょうか。どちらも同じように当たっているように見えるのですが。 遠くの山は春日井3山(大喜の名付け)の大谷山です。

 やっと、皇帝(木立)ダリヤの成長が止まり、天辺に花芽がつきました。                            
 背丈は4メートル強です。 2.3Mの脚立の上に上っても届きません。 右の支柱は2.3メートルの藤棚です。 
     
          
 やっとの思いで、先端の花芽を撮影したのですが撮れていませんでした。 木立と言っても普通の木のようには強くありませんので、恐る恐る手前に引いて、何とか撮らしてもらいました。 花が咲いたときにはどのようにして撮影しようかと今から悩んでいます。

 色気がありませんので、ダリヤの下で咲き始めた菊と青空に張った蜘蛛で終わりです。          


 



 NO.381                                                                         平成17年10月28日 記

 危うく誓いを破るところでしたが・・・
   〜秋と冬への衣装の入れ替え〜


 朝晩はめっきり涼しくなりました。 先週に続いてユニクロの折込広告に目が止まりました。 今年で最初に売り出されて10年近くなりましょうか、フリース製品の特別企画の売出しです。 確か5〜6年前に購入したフリースのジャンバーは2枚で2900円と記憶しています。
 其れが切り替えでリバーシブルになったり、チェック柄でリバーシブルと内容が良くなって2枚で2500円とありました。 6年前のものは百姓学校の囲炉裏や焚き火で所々焼け跡があります。 若いお嬢さんたちのいる中部大学に来てゆくにはいささか惨め臭いと思っていましたので、この際購入しようかと思っていたところに先週に続いて、今週のチラシでした。 購入計画品に丸印をつけました。 その前に手持ちの衣装をチェックしてみました。

 コラム1−D NO155 「このところ僕に着る物増えています」とフリーマーケットで購入した100〜300円の衣装を紹介しました。
 コラム1ーD NO266 「夏衣装を取り出しました〜年々色あせて数が減っていきますが・・」と着る物に関して書いております。 夏の衣類は汗のためでしょう、消耗が早いようです。 が、秋冬の衣装は夏と比べると寿命が長いようです。 取り出してみなした。
 
   
 左は息子からのお下がりです。 襟の周りは変色しています。縦じまは首廻り小さい
 中は自分で購入したものです。 素材が良いのか全く問題ありません。
 右は黒と紺のポロシャツ4枚は14年前に香港から持ち帰ったものですので、ボタンホールは緩めになっておりますし、生地も弛んでいました。 白とトリコカラーはOKでした。

   
 左・・Vセーターです。 上記のシャツと組合わせればまだまだ充分いけます。
 中・・ここからが今回の購入の気持ちにさせたものです。 左のジャンパー、これまた香港帰りですから14年(3シーズン着ますので、袖口にホツレはありますし、シミもあり)
 その右のジャンパーはコラム1−D NO155でも登場の300円(100円?)のある新聞社のマークの入った物で、刺繍でごまかしております。
 右・・これが多分6年前に購入のエンジと茶色の焼け跡つきのフリースジャンパー、白はお下がりのフリースです

                
 左・・見にくいですが左の2枚はブランド物のセーターです。 その右はベストです。 が、縮んだのか、私が太ったのか伸びるので着れはしますが、お払い箱行き近しです。
 右・・購入記録を調べてみましたら1985年香港に出店している中国百貨店でベストが
10000円、セーターが12000円、 カーデガンは1986年上海で9300円で購入したカシミヤ製品です。 このときグリーン色のセーターも購入したと記録はありますが、今は手元にありません。
 ユニクロのチラシにはカシミヤ製品がメンズ&レデイスともに4990円〜7990円で紹介されています。 カシミヤの品質はピンからキリまでありますが、チラシには極上とありますから、私の購入したものと同等か上級と思います。

 横道に少しそれます。
 集中大量飼育、集中大量生産、大量流通ー販売で、大衆衣料は本当に安くなりました。
 中国が1980年代の「元」切り下げによって(この時アメリカはクレームをつけなかった)、その後の衣料品をはじめ、生活雑貨製品が怒涛のごとく中国から輸出されるキッカケとなり、今日の高度経済成長となった。(同時に外国から中国への資本投下がはじまり、日本も円高で生産の海外移転が始まる) そのことが無かったならば、東ヨーロッパの復興も軽工業製品の輸出によって、もう少し早く、確実になされていたことだろう。

 写真はありませんが、スラックス類もご他聞に洩れずに色々とあります。 こちらはサイズが問題ですが、今のところ変化無く今年も購入する必要性はありません。
 スーツ、ジャケット、オーバーコートはもう既に7年以上もタンスの肥やしになっていますし、なんだか新規購入するのが憚れる気持ちになっております。
 着るものは購入しないの誓いを立てて7年です。(ただし登山用、などの機能の優れたものは別) カジュアル衣装しか必要の無い身、どうしたものかと思案中です。

 追記
 上記を書き終わって、再度写真に撮った衣装を眺めました。 襟や裾が色落ちしたり、破れています、本人は誓いを破っていないとご満悦でも他人様はどうだろうと考えたところ、少しばかり苦虫をかんでいる人が居られるだろうとの思いに至りました。
 昼食後、チラシに印をつけた品々を購入してきました。 8点で10440円でした。
 
 

 
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