「インド学」の講義が鶴舞のキャンバスであったので、早めに出かけて名古屋駅の県旅券センターでで交付を受けた。

3月20日から始まったICチップのパスポートであります。 写真の右側がそのICチップが埋め込まれているところです。 旧来の物は少しくらい折り曲げても平気であったが、今度のものは、そんな訳にもいかないようだ。
今のところ何処に行くという計画もまとまっていない。
ところで「第11冊目のパスポート申請」と題して、このコラムNO528に1番から7番まで、古いパスポート順に思い出したことを書きました。 その中の5番と6番で香港在住時代の写真を多く掲載しました。 コピーして送るには枚数が多いので送るのは止めることにした。
が、昨夜フトンの中で思いついた。皆さん家庭にパソコンをお持ちであろうから、興味のある人はそこから読んでもらおうと手紙を書くことにしました。
『1986年〜1991年、ユニー香港(生活創庫)に
勤務あるいは関係されておられました皆様へ
拝啓 天候不順とでも申し上げるのが適切と思われる5月が過ぎ、緑が力強い若葉に変わっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は突然の便りに何事かと思われるのではないでしょうか。
私事で大変恐縮ですが、本年5月中旬に第11回目となるパスポートの更新手続きをして、昨日新たなICパスポートを受け取りました。
その折、過去のパスポートを捲っておりまましたところ、その時々のことが思い起こされ、思いつくままに親族、知人、友人に近況を伝える情報として発信していますホームーページ(今はブログと言うのですか?)に、当時のことを掲載することになりました。
第7冊(1983年発行)から第8冊(1988年発行)のパスポートは1986年から1991年、5年間在香港当時のものでした。
積み上げてそのままになっていた写真やアルバムを思い出すまま整理しました。
当時香港に在住されていた方や関係者の方々を手元の住所録カードで調べましたら、約30数名にもなりました。 コピーをしてお送りするにはいささかの数になりますし、ロハスの時代、省資源の時代に逆行し、一度で屑篭に行くようなものを製造することが憚れました。
同時に、今日はどのご家庭でもパソコンを所有され、インターネットやメールなど様々に活用されている時代でございますので、お恥ずかしい私のホームページ・アドレスを紹介させて戴き、ご興味のある方にはそちらで一瞥いただけるのでのではないかと思いつき、お手紙を差し上げることにいたしました。
私のホームページ・アドレスは以下のとおりでございます。
http:www.k-taiki.com/ トップページの“COLUMN1−D「一事が万事、万事が凡事のNO528−7”で掲載しております。 同時に同一の内容を“エッセイA 「日々 身の回りのこと」および ”エッセイK 「その他」“項目にも重複掲載しております。
お目汚しのことでもあり、手間と時間を煩わせることになってしまうのではないかと、手紙の発送を止めようかと思いつつ投函することをお許しください。
日々刻々変化する時代の流れの中、楽しかった、面白かったといえる人生でありますようにと願いつつ、この齢になり毎日右往左往しております。
皆様におかれましてはこれまでにも増して、これからも充実した、実りある人生でありますことを願っています。
その最大の秘訣は健康であると認識、実感しております。 皆様の健康とご多幸をお祈りもうしあげます。 敬具
平成18年6月1日 加藤 大喜 』

年賀状の往来はさせていただいている方は半数以上いますが、音信が途絶えていた方は、どのような気持ちで開封するのでしょうか。
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