[ヨーロッパを知る」という講座を受講している。 ヨーロッパと言っても「西欧」「中欧」「東欧」と、その年代によって理解の仕方が異なる。
私などは40数年前のことであるが、冷戦時代の「西欧」と「東欧」という、イデオロギーで区分されていた時代を直ぐに思い出してしまう。
が、このところの観光ツアーの広告を見ていると、「中欧」という単語が多く見られます。 ほとんど場合がその場合の「中欧」とは、ポーランド、チェコ、ハンガリーであります。
たとえば、「歴史あると中欧8日間の旅」という場合は、この3カ国のことがほとんどです。
ここで、その講座を解説するつもりはありません。
現在学んでおります、「ヨーロッパを知る」は、実は中欧を中心とした10世紀からのものでありまして、本日の受講内容から何か興味のありそうなものを紹介しようと思っているのですが、切抜きではどうしても理解不可能であろうと思い、中止することにしました。
知人とヨーロッパのことを話す機会があるのですが、結論としてイメージが合いません。 単純に言ってしまえば。「ヨーロッパは文化レベルが高く、アメリカの分かりやすい?明るさ、力強さそして軍事力、金融力など力で押し捲る国と異なり、奥の深い・味のある国」という、先入観(既成概念)の思い込みで話してくるからではないかと感じています。
近代の発祥の地であることは間違いありませんが、その歴史は実に複雑です。
地域ごとに、民族、宗教が絡まって、数々の戦いと戦争の連続でした。 それ故に、現在のEUへの動きなのでしょうが、その範囲が広まれば広まったで、過去との繋がりが浮かび上がり、単純ではありません。
それでも、様々な努力がなされてゆくところが歴史、伝統、文化のあるところということでしょうか。
としたならば、ユーラシア大陸の東に位置する私たちも、決して遅れをとるものではありません。 北朝鮮問題も含めて、一層の知恵のしぼりどころです。
タイトルと関係ないところに行ってしまいました。 本日はこれまで