藤原さんは9月27日(土曜日)に遠山郷・旧木沢小学校に入られ、10月2日に小田原に帰宅されたと思います。
私はその内の27・28日とご一緒させていただきました。 その間、藤原さんは21世紀、これからの世界と日本の進むべき道とその道筋の基本的な考え方を執筆されておられました。
一方、私たちが帰った後に、その場で藤原直哉のインターネット・ラジオ」を収録され、遠山郷から発信されました。 タイトルは「大混乱期をいきる力」です。
その内容を私は自分のために活字にしましたので、掲載します。
もちろん、藤原先生のインターネット・ラジオは直接聞くことはできます。
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/です。
ほとんど、お話された順番に活字化していますが、一部編集をしています。
「大混乱時代を生きる力」 藤原直哉
遠山郷 木沢小学校で収録 インターネットラジオから 平成20年9月30日
・乱世の時代が近づいてきたと気づきだし、感じ始めた人々。
・ブッシュ、チェイニーなどネオコンといわれる新自由主義、新保守主義のリーダーたちはお膳をひっくり返すことを考えている。 しかし、それは自滅の戦争となる。自爆〜戦争は10月が危険な時。
・破綻の後にどのように生きるかがポイントである。地震があっても生き延びた後にどう生きるか。
→大混乱=破綻の後にも飯を食わなければならない、その苦労が大変である。
・生き延びてゆく力
@「戦略的低エネルギー生活」で生きること。
〜EX、遠山郷、旧木沢小学校。11月8・9日サバイバル=生きる力の企画あり。
A混乱期は変幻自在に生きる心構えが必要
・「怖い」と言って身体が凍り付いて動かない=凍りつく=「キャー」立ちすくむのではダメ。
呆然自失が一番恐ろしい、そのためには“覚悟”して生きていることが大切。
・普段より怖い話、嫌な話から逃げない。 逃げているとその瞬間からパニックとなってしまう。
・既存のシステムに乗って生きている人が一番大変〜年金生活者、サラリーマン、金融関係者、大都会で暮らす人。 多エネルギー消費型の人々は大変。
・生きることの原点が求められる。ボ−イスカウトで教えられたこと「備えを常に」雨合羽、非常食。
→“彼なら必ず生きて帰ってくる”という勝負どころで安心感のある人間=様々な経験、真剣に生きている、空想的ではなく地に足つけて生きていること。
・食料調達の行動は取れるか。 農村への行き場を持っているか。
・自分の居場所の確保。怖いと言って尻込みしていたのではダメ、自分の使えるDNAを全てONとする。
〜挿入〜
大本教・出口王仁三郎の予言した通りに混沌としてきた。その予言とは イ)日米経済戦争で日本が勝つ ロ)米中経済戦争は共倒れ、ハ)ロシアの3日天下の時代の後に、ニ)日本の時代が来る。
→現在、このところ日本へ金=資金が戻ってきている。西洋でもなく・東洋でもない日本の精神が求められている。 これは「天のシナリオ」と言うしかない。
・一端全てを流す、壊れるものは全て壊す。 水のアワとなって消えるものが消え、そして新しい芽が出る。
・新しい世界、日本は日本が作る。タマゲテいてはいけない、立ちすくんでいてはいけない。
・怖い、嫌な話、汚い話、悲惨な話を直視する「勇気」を持っていること。
B乱世が好きな人には良き時代である。逆手にとって達成すべき目標を達成するチャンスである。
・視野の広い人、温かみのある人(自分のみ良しとしない人)には新しいネットワークが生まれ、新しい仲間ができる。 人情豊かな仲間。
C出口のイメージを持つこと。 不透明感にはまっているからいけない。 「こうしたい」という考えを持っていれば怖くはない。『出口は自分で見つけること』
・日本へ金が戻ってくる。 日本人の見識でもって世界に出てゆかねばならない。この大恐慌を脱するためには新しい未来を示すことが必要である。
・日本で静かな平成の恐慌が続いたのは出口のイメージがなかったことによる。新しい出口が見える。
・20世紀のシステムではなく、21世紀のシステム=何をどのように変えるかのイメージを持つ。
D情報が必要〜公開された情報ではダメ、人から人へとつたえられる情報=情けに報いると書く。
・専門家を使う〜本当に分かっている人と付き合う。
・2段、2段構えが必要。粘り強いこと。「大胆+粘り強さ」
・人間もフリーズする(コンピューターが突然動作を停止し、入力を一切受け付けない状態)
→デジタル時代ではなく、アナログ時代に対応可能なように、五感で察し、第六感を磨く→見えないところでも歩けるように。
・いろいろなことを想像して行くこと。
〜挿入
・中国は一番悲惨な国となるのではないか。金が続かなくなる国。
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