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NO.20                                               平成16年6月10日

県内版 【ベトナムの若者とマングローブ植林
              「南遊の会」8月ツアー】

 『ベトナム戦争で焼かれたマングローブの森の再生に取り組んでいる県内のボランテイア団体「南遊の会」が8月、現地の若者と共同で苗を植林する「日越青少年友好の森 スタデイーツアー」を実施する。 参加者を募集している。
 カンザー県のマングローブの植樹を通し、環境保全に貢献するとともに、両国の青少年の相互理解と友好を深める企画。
 今夏で3回目のツアーで、今年からJICA(国際協力機構)の草の根技術協力事業の委託も受ける予定。
 8月17日〜26日までの10日間の日程で、3日間の植樹活動のほか、ベトナム人学生との討論会や観光、買い物を通じた交流、現地の小学校や行政機関への訪問も予定している。
 参加費用は学生17万円、一般19万円。』
〜私も第1回に参加した。そして今も会員である。 
 物見遊山の旅では物足りない、何か日常と異なる日々を過ごしてみたい。 出来ることならその旅が社会・地球の未来に貢献できるならばさらに良い。
 こんな思いを持たれている方にはお勧めのツアーである。
 昨年は“サーズ”問題で出発間じかまで苦労した。 今年も鶏インフルエンザの発生で心配していたが、ベトナムは“SARS”の時もいち早くその事実を公表し、対策を打ったために、どの国よりも早く終結宣言を発することができた実績を持っているので、問題をクリアーしていると考えます。
 日越両国の若い人(主は大学生)と接することにより、新たなエネルギーを吸収し、これからの時代を有意義に過ごしてゆく何かを貴方もお持ちになりませんか。 
NO.19                                                平成16年6月9日

【竜 執念サヨナラ  森野 起死回生の同点打
  G戦連敗を脱出  荒木ミート徹し 決着打】

  〜先週、東京ドームで3連敗した。 しかも先取点を取っていながらである。
 清原、高橋、清原に追跡、逆転のホームランであった。
 テレビで観戦していても、これは追い上げられるぞとハッキリ感じた。
 3戦目などは早々と床についてしまった。
 さて昨日、高山での「落語名人会」の後、道の駅「アルプ飛騨古川」に向かう途中でラーメン屋に入った。  その直後、福留のツーランホームラン、「今日はお返しだ」と意気上がる。 アレックスに続き、ノースリー・ボールから井上のヒット、これで間違いなしと思っていたところ、まさか・まさかの川相のバンド失敗。 谷繁凡退で万事窮すかとラーメンそっちのけでテレビ釘付けである。 
 大きなファールボールを打った森野、タイミングはあっているぞと言ったとたんの右中間の2塁打。 川相滑り込んでのセーフ。
 以上記憶のままにこれだけ書ける。
 其の時気がついた、先ほどまでの店主の声が聞こえないことを・・・
 <そうか。巨人ファンであったのか>
 店をそそくさと出た。 ちょっと興奮しすぎていたかと・・・
 なんとか勝利した。ナゴヤドームでは負けられないのだ。 今日の試合も。
 「どらファン」という方から、“いい加減問答欄”に投書があり、わたしは「川上が打たせて捕る気持ちで行けば勝てる」と書いた。
 果たして、今日は川上が投げるのかどうか分かりませんが、今週は4試合しかない。後の2試合はドームのない球場、雨も降り休止もあろう、総力戦で望んでほしい。
NO.18                                                平成16年6月8日

【日本の新聞に書かれていないこと・・】

 〜以下の抜粋はプライベート情報紙よりのものです。
 『三菱自動車コルトの5月の売り上げは25%減。 日本を代表する三菱。 その特徴は大官僚制。
 世界最高にして最大の官僚制の日本は三菱以上の飛ばし、ごまかしをしていることを知るべきだろう。
 フィナンシャル・タイムスに書かれて日本の新聞に出ない大きな記事があった。
 先々週、外国人投資家は2年債の国債の入札に240兆円も入札し、2兆円国債を買った。 危うい株を売り、円高メリットを得るための国債に資金を移動始めたという。
 日本の住宅着工件数は、前年比4.1%ダウンで日本の景気回復はほんものか?
 土地価格は、6ヶ月でマイナス4・2%と過去最大の落ち込みを示している。
 日本の新聞には、良いことしか載せないとした財務省の方針は、国民の知る権利を捻じ曲げている。』
 〜若い方中心にインターネットによる株の売買が盛んであると聞く。 素人・大衆が乗りだした時が最後の時といわれている。 
 汗を流さずに一儲けという風潮が蔓延している。 雷雨同様にドカンと一発にならねばよいが・・・ (ババを引くのは誰)
 いやこれが詐欺師の横行するアメリカ型・狩猟民族のルールの中の当たり前なこと。
 農耕民族の血のやることではないと思うのだが・・・・
 官僚は逃げ回り、政治家は当面の選挙にしか気が回っていない。
 賢い大衆とはいかぬものかいな〜〜〜
NO.17                                                平成16年6月7日

【水着市場 狙うは中国
  新作モデルに北京の女性 旭化成が発表】

 〜この記事は写真を掲載しないことには意味・感じはつかめないだろうとおもうのだが・・・
 『繊維各社がキャンペーンモデルを相次いで廃止しているが、旭化成は逆に、中国人モデルを起用することで、富裕層を中心に水着の売り上げが伸びる中国市場で認知度を高めようとの狙いがあるようだ。』
 〜このコラムを書くときは大半がその日に読んだ後に書く。 がこの記事は5月27日の朝刊のものである。
 普段1週間から10日程貯めて置き切り抜きをする。 この記事を見た時も気になったが特別のマークもいれずにページをめくったが、今日改めてアップに撮影された写真をみて、目に留まりました。
 スラリと伸びた脚線美が美しい、隣の日本人モデルもなかなかなのであるが、写真写りからすると角度のためか中国人モデルが一枚上である。
 20年ほど前、香港のファッション・モデルが主役のショウを見たことがある。
 顔立ち・スタイルは申し分ないのであるが、7〜8人のモデルの膝下にはそれぞれに多分子供のころに傷めたであろう傷跡があった。
 1960後半〜70年代生まれのファッション・モデルであったのであろう。 当時の時代背景を示すものであると感じたものである。
 果たして、新聞に掲載された中国のファッション・モデルの膝下は如何なりや?
 現代の整形技術で全て解決されているのだろうか?
 貿易総額が対アメリカより、対中国の方が上回った。 
戦前に戻ったことになる。 日本の舵取りは間違いなく潮時になった。
NO.16                                                平成16年6月3日

【6月2日夕刊より
 世界のこの先に何があるのか  
 ウソをウソとする論理 消失してしまったのか 
                      小田 実 】

 『政治家はウソをつかない。 状況が変わるだけだ。 とある政治家が長年の政界の体験から言った。 私は(小田)これに「政治家はそのために状況を変える」と付け足して、政治家と政治に対している。
 小泉首相の再訪朝も、この「状況を変える」実例だろう。
 この再訪朝によって、彼の年金にかかわってのウソ、マヤカシがウヤムヤにされてきている。』
 〜以上に対してのコメントを言いたいために、引用したのではない。
 このCOLUMN 2−N NO12で、「変化を前進というのか?」と書いた。
 その一行が浮かぶのに数秒かかった。 そして自分でも何が言いたいのだろうかと思いつつそこでその文は終わった。
 今日、小田 実さんの論文に出会った。 
 私が其の時感じたことは彼の言っていることと同じなような気がした。(表面的に)〜
 また、論文の中で『状況がどう変わろうが、変えられようが、ウソはウソ。 状況の変化によって変わるのは、倫理、道徳ではない。 
 状況の変化によって変わらない、ウソはウソとする倫理、道徳は世界から消失してしまったのか。 世界はこの先に何があるのだろうか。』と結んでいる。
 〜別ルートの情報で、<こんどの再訪朝は小泉さんの本音の行動>とある。 
本音故に、いままでならシラを切り、言い逃れするのに今回は「いかなる批判も甘んじて受ける」と答えていると・・・・ (確かに言っていた)
 今回の再訪朝は直前までアメリカは反対していた、がその後評価するとのコメントが流れている。
 私たちの知りえないところで何かが動いている。
 アメリカは休戦中の朝鮮戦争から撤退するのか? それは敗北か?
 イラク、サウジアラビアの石油で手いっぱいからか?
 何時かアメリカはユーラシア大陸から追い出されるのか?
 政局絡みで小泉さんが動いたのか? 言いなりと揶揄されていた小泉さん。
NO.15                                               平成16年5月31日

【けさのことば  岡井 隆 
 感謝の念(gratitude n,)すでに受けた恩恵と
 これから期待する恩恵との中間に位する感情
 「新編 悪魔の辞典」 ピアス(西川正身編訳)
 『ピアスの筆は辛辣さで有名。「これから期待
 する恩恵」に対する感情であるとは・・(中略)、
 人間は数々の恩恵をうけて、やっと生きていけ
 る存在であるからだら真実・・。』 】

 〜真実をついている。 「感謝します」といった時、その時点で今後その状況が変化し、継続する見込みがなかったならば人は果たして「感謝します」といえるか。

 物・事が与えられたことに対し感謝する。 心楽しく、喜ばせてくれたことに感謝する。
 が、生きている上においてはそんなことばかりではない。
 物的に、心的にプラスの事柄に感謝するのと同じように、物が失われてゆく、消えてゆく、また心寂しく、悲しいことに出くわすは世の常である。
 “現象は諸行無常、天よりみれば不生不滅・不増不減なり”
 あらゆることを心静かに受け入れる心根になれば全てに感謝できる。
 人間のやっていることは大宇宙より見れば・・・・

 降りそうで降らない、といって晴れるでもない日が続いた。
 遠くでゴロゴロと鳴っていた。 ピカッときた。 俄に曇った。
 隣の奥さんがベランダに走った。間に合うか?飛び込みセーフ。
ピピッカッと光った、と同時にドッシャ〜ンバリバリ、そして猛烈な雨脚である。
2段、3段攻撃である。 道樹山は一気に隠れてしまった。
NO.14                                               平成16年5月31日

  5月29(土)
 【マサ粘投 首位奪回 熟練の技ピンチ断つ。  谷繁 千金の決勝打】
  5月30日(日)
 【岡本 2球で火消し 肝っ玉 初球勝負。     立浪燃えた逆転打】
  5月31日(月)
 【竜サヨナラ3連勝 福留バント 勝ち方浸透    緊急継投完封リレー】

 〜ドラファンなら直ぐ分かる5月28日から30日の対阪神戦翌日の中日新聞のスポーツ欄の見出しである。
 30日サヨナラとなる犠打を打った大西選手などは興奮して、「優勝します」などと口走っていたが、それほどまでとは思えないが良く勝ちを拾ったものだ。
 阪神が不甲斐ないともいえるが、投打がかみ合っている中日とその逆の阪神の現在のチーム状況が現れた試合であった。 
 こんな日が続けば新聞も安いというものである。
 勝負の世界は勝ち負けがハッキリと出て大変であると同時にスッキリもして良い。
 ファンとは有難いもの、負け続けても応援し、ついに昨年の阪神は18年ぶりの優勝。 こちらもつい静かな応援をしていることに気づかされた。(星野阪神ではなく)

 優勝などと欲を描いているとキツイ結果となりやすい、全試合の約3分の一が終わろうとしている5月戦、今日から巨人戦で勝ち越すと“俺流野球”もさらに面白くなる。
 先週に続いて今週も天気予報が外れた。 梅雨時は難しいというがどうしたことか。
 はずれでも良いから優勝を、いや間違いなき予想的中の優勝? いいね〜 
NO.13                                               平成16年5月29日

【出番待つマンモス 全身発掘へ 
         わくわく  開幕まであと301日】

 『来年の愛・地球博の目玉と期待される冷凍マンモスの牙がついた頭部の写真を27日、博覧会協会が初めて公開した。
 北極海沿岸の永久凍土で掘り出したもので、1万年以上前の成獣という。
 協会は「全身がそろった成獣」の世界初展示を目指す。

 〜以前にこの博覧会は成功の予感がすると書いたことがある。
 それは計画入場者を上回るというだけでなく、当初の計画内容が時代の変化・要請に添ったものに変化して、今求められている世界的な地球環境に対しての様々な問題提起や、その解決策の一端を提起するだろうと期待できるからである。
 緑豊か・自然環境に恵まれている中部の地で開催されることも影響している。

 申し込んであった「愛・地球博のボランテイア」の研修受講案内がまずメールで送られてきた。
 それによると15000人の予定に対し、20000人の応募があったので、ボランテイア活動の意義を広めるためにも、一人当たりのボランテイアの日数は5日とするとある。
 これまた大変結構なことである。
 地味で堅実と言われる、愛知・東海・中部の県民性だがこのようにボランテイア活動に対しての参加申し込みをみると、今なにが求められているのかをキチンと認識していることが分かる。
 この底辺からの盛り上がりこそ今求められていることと考えている。
NO.12                                               平成16年5月23日

【拉致家族5人帰国 地村さん、蓮池さんの子供 食料25万トンなど支援 不明10人は再調査】

【「正常化」まだ難問山積  拉致のトゲ抜けず
              核もからみ構図複雑化】

 誰もが関心を持って注目していた、拉致家族の問題が動いた。
 そして、なんとも素直に喜べない心情が残った。
 地村さん、蓮池さんのご夫妻の心情は嬉しさと安堵そして喜びを押さえた複雑な思いであろうとその表情から読みとれた。
 曽我さんの失意を隠した、健気な態度により一層の辛さを感じる。
 家族会の記者会見はまるで敗北者のような沈痛さ、が口を開くと止まらない思いが次々と発せられた。
 安否不明の政府認定拉致被害者10名のこと、ほとんど登場しない200人とも言われる特定失踪者とそのご家族や関係者の思い。

 今後、新聞、テレビ、雑誌等でかまびしく色々と報道されようが、私を納得させてくれる意見、考え方は出てこないような気がする。
 それは今回の小泉さんの訪朝が政治家個人の思いつき、ひらめき、思惑であったとおもうからである。
 あらゆる意見、批判に対し、弁解、言い訳なしですべてを背負うのであろうが、それにしても軽率な行動であった。
 思い切りの良さ、運の良さなどと言われるが、ひらめきで何度も国民をひきつけていくことはできない。
 といって、年金問題をはじめとして脛に傷の持つ方たちばかり、ここは一人ひとりの国民自身の思いと行動にかかっている。
 なんともスッキリしない。変化を前進というのだろうか?
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