NO.40 平成16年7月 7日 |
【「後ろもたれ」 館内沸く 高見盛、
珍手 名古屋場所】
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『追風海に背中につかれた高見盛が、左手を伸ばすと、相手のあごに入りそのまま土俵の外へ。
高見盛は「やけになって腕を振っただけ、あんなの決まり手も何もないと思う」と戸惑いながら語った。』
〜NO288で高見盛のことを取り上げた事がある。
其の時高見盛の人気は「素朴さ、真面目さ、真剣さ、ギコチナサ、アドケナサ」と表現した。 同時に負けて花道を引き下がる時のうつむいた仕草と勝って胸を張って引き下がるときの落差も人気の秘密であるとも思った。
名古屋場所二日目、朝赤龍×武雄山の一戦も、朝赤龍が武雄山に後ろに回りこまれたが勝った。 決まり手は"こしなげ"とあったが、めったにない決まり手である。
相撲の世界では背の後ろに回りこなれたら大半が、いやほとんど負けである。
それに引き換えて、政治の世界は裏に回られようが、足をとられようが簡単に負けたとはいえない、言わない。 それどこらかなりふり構わずに手を打ってくる。
新聞報道によると、当初は小泉人気で平穏な結果になると予想されていたが、年金問題、イラク派遣問題で形成が逆転した調査結果が次々に報道されるようになった。
結果、慌てた小泉自民党は政権党であることを利して、人道問題も、社会保険庁の長官の選任(民間長官の登用)も票に結びつけようとしている。
そのひとつ、7月9日インドネシア・ジャカルタで北朝鮮拉致被害者・曽我ひとみさん家族の再会は大きく報道されることだろう。
その事自体は大変嬉しいことであるが、7月11日の投票前にこの報道がなされるように仕組み、どんな妥協が裏でなされているか今後注視する必要がある。
コラム1−D NO46で<理より情>が勝ると書いた。
私達国民がここに至って「情」に流されるとは思わず、また信じたくないが、この報道によって現政権を評価し、生きながらえさせることにしたならば、問題の先延ばしとなるだけである。 何年引き延ばしを許してきてしまったのか。
この政権とそれに絡みつく利権集団の延命は何一つ根本問題解決能力(体質)を有していないのだから・・・
好漢高見盛の"やけになって腕を振るっただけ"なら拍手も送ろうが、裏に回って禁じ手を(私達には見えない)次々に打っている。打ってくる。
権力の実態を見極める<理>が問われている。 |
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NO.39 平成16年7月
5日 |
【7月4日 中日サンデー版
世界と日本 大図解シリーズ
世界の水危機】
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『「水の惑星」と呼ばれる地球。 水は無尽蔵に存在すると思いがちであるが、利用できる淡水は実に水全体のごくわずかです。 水をめぐり世界各地で危機的な自体が進行し、国際間の紛争も起きている。』
『2001年9月の同時多発テロを契機に国際社会では、水と貧困の問題がテロ解決の要になると考えられるようになった。
その背景には中東・北アフリカ、サブサハラ、西アジア、中央アジアなどの乾燥〜半乾燥地域で旱魃被害が広がり、水不足が悪化し貧困からテロの温床が拡大する、という悪循環のシナリオがある。』
『地域の気候と水資源および民族・宗教や文化の多様性に配慮した国際協力のコンセプトと新しい適正技術を組み合わせた予防的な水資源対策に取り組む必要がある。
人類が水の惑星の中で希望を持って共存できるよう、国際社会が総力を挙げて取り組みを始めたい。』
〜いつの間にか水を購入して飲むようになった。
テレビを見ていると、様々な会議の席にはミネラルウオーターのボトルが置かれている。
「日本人は水と平和はタダだと思っている。」と言われていたが、安心・美味しい水は有料である事は当たり前のようになった。
この10数年間の間に、日本各地で夏の水不足を体験することになった。
我が家でも数年前、節水から十数パーセントの減水の状況になり、花壇やプランターへの水やりに支障をきたした。
当たり前のごとくに思っていたものを失なったり、提供されなくなった時ほど人は驚く。
知識としては知っている、なくてはならぬ水の大切さ。 が現実の日々の生活ではどれほどその存在に感謝していることだろうと反省してしまう。
水の国日本といわれているが、その日本ですら2025年には水不足状態は低いとはいえ、問題なしという分けにはいかないようだ。
流れる水の音を聞いていると心休まる。 癒される。
山を、森を、里山を、そして河川を大切にしたい。 |
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NO.38 平成16年7月
4日 |
【中部スローな旅 各駅停車で行こう
山盛 洋介 飯田線 F 】
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このシリーズは中部地方のローカル線を普通列車で旅しての紀行文である。
今回は飯田線・飯田駅からレンタカーを借りて南アルプスの麓の村を訪れている。
『飯田の町を離れ、山の奥に入っていく。 矢筈(やはず)トンネルをくぐると、上村に入る。 この上村と隣の南信濃村を合わせて遠山郷といい、神の世界と俗人の世界とをつなぐ霜月神楽をはじめ、神々への信仰心が豊かな山村である。
上村役場の近くから細い山道を15分ほど登って、下栗(しもぐり)の集落にたどり着いた。 下栗は「日本のチロル」と呼ばれ、急斜面を利用して暮らしている。
冬は雪が下から降ってくるともいわれるが、それもうなずける気がした。』
〜さて今回なぜこれを取り上げたかというと、
@ 遠山郷は天竜川の河口から遡る古道(東海地域と信濃の国を結ぶ道)にあり、重要無形民俗文化財の霜月神楽は同じ天竜川水系の豊根村(私の故郷)をはじめとする花祭りと同じような神事がなされていることに興味を抱いている。(特に湯立て神事)
A この地は数度訪ねたことがあり、その度に良くぞこのような地で生活しているものだと感心するからである。
下栗集落の急斜面を曲がりくねって登る道路の端に車を停めて、集落の様子を眺めるのであるが、時には足がすくみそうになるほどである。
最初に訪れたとき丁度お盆の前日であり、町から帰ってくる息子夫婦と子供達を待つ、ボソボソと語りつつも嬉しさを隠しきれない老人とのひと時を思い出した。
浜松市から北上する国道152号線は青崩峠と地蔵峠で切断されている。 もちろん迂回路はあるが初めての方は一瞬戸惑うことだろう。
中央高速道路や国道151あるいは153号線では味わえない車旅である。
今年の夏休みの南アルプスのお勧めコースのひとつである。 |
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NO.37 平成16年7月
4日 |
【けさのことば 岡井隆 より
人相を見るよりも、手相を見るほうが
運命判断には正確だそうである。
『人生論・幸福論』 亀井勝一郎 】
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『職業の影響は「手に端的にあらわれる。 表情は人を欺くが、手は欺くことが出来ない」。 手の中でも指が大事で「僕は篤農家の指を見るのが好き」だと亀井は言った。
「米は指でつくる穀物である」「日本人は指の芸術家である」
この機械万能時代にも通じることを祈る。
〜このコラムの直ぐ上に
【必勝! 滝で荒行 女子レスリング五輪代表】 選手が強化合宿で滝に打たれている姿の写真が掲載されている。
富山県上市町大岩の大岩山・日石寺の滝つぼで「ワー」と気合をいれ、約6メートル上から流れ落ちる水温15度の冷水に打たれている4選手の白装束である。
〜「けさの言葉」となんの関係があるかと言いますと、彼女らの組んだ手と人差し指の一点に全てが集中されているように感じたからです。
『中京女子大の伊藤馨選手(63Kg級)は「不安とかプレッシャーが全て吹っ飛んだ気がする」と語っていた。』
〜あと1ヶ月ちょっとに迫ったギリシャ・オリンピックはどんなドラマ、感動を与えてくれるのだろうか。 彼女達のあの指にこめられた思いはどんな感動を送ってくれるのか。
1ヶ月前に50人、10本の指が植えた稲は薄緑から濃い青緑に変わり元気に成長している。 今日当たり仲間が"中起し"を実施していることだろう。
連日続く真夏日の中で、人(選手)も稲も・・・
遠くで参議院選挙の街宣車の声がする。 その手、指を見てみたいものである。 |
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NO.36 平成16年7月
3日 |
「良寛さんのいましめ」
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NO35に続いて、三重県飯高町の「御十八観音めぐりといやしの里」に行った時、いただいてきたものの紹介です。
今回は「良寛さんのいましめ」です。
一、 おのが意地を言いとおす
一、 人にものを呉れぬ先に、なになにやろうと言う
一、 人のことをよく聞かずして語る
一、 よく知らぬことをはばかりなく言う
一、 憂えある人のかたわらに、歌をうたう
一、 親切らしくものを言う
一、 人をおだてて、なぐさむ
一、 人の言葉を笑う
一、 じまんばなし
一、 ものしり顔に言う
一、 学者くさきはなし
一、 茶人くさきはなし
一、 問わず語り
一、 さしでぐち
一、 ことばの多き
一、 かえらぬことを、幾度も言う
一、 さしたる事もなきことを、こまごま言う
一、 腹立てる人に向かって、道理(ことわり)を言う
一、 客の前にて人を叱る
御十八観音めぐりといやしの里
〜良寛さんというとなぜか親しみを感じる。 偉ぶることなく、貧しくとも、心豊かに子供らと遊んでいる姿を思い起こす。
このイメージはどこからきているのであろうか?
子供のころに読んだというよりは眺めた絵話によるのだろうか。
村の娘が何処の誰とも分からぬ子を孕んだ。 良寛さんは自分の子であるとその娘をかばったという話、それを映画でみたこともあるように記憶する。
「良寛さんのいましめ」を読むと、その人柄がしのばれる。
19項目と限の良い数にまとめてあるわけでもなく、飾らぬところが嬉しい。
が、ひとつ一つ柔らかく、優しく反省させられる。 万分の一でも習い、行いたい。 |
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NO.35 平成16年7月
3日 |
『人生往来手形』を貰ってきました。
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COLUMN1−D NO44で書きました三重県飯高町の「御十八観音めぐりといやしの里」に行ったときのことです。
帰り際に「(仮)香肌峡 山の深層水」の他に、「天然天日 の塩」をお土産にといっていたがきました。
もうひとつ、簡素な休憩場所を兼ねた受付の机の上に10種の印刷物が無造作に置かれていました。
館長のHさん「良かったらお持ちください」といわれるので、その中から2種をいただいてきました。
そのひとつが以下に紹介します「人生往来手形」です。
人生往来手形
(氏名)
上記の者、あの世より縁(えにし)あって、この世に人として生を受
けました者故、所詮(つまり)はこの世の間借り人であります。
されば3度の食べ物にも文句は言わず美味しいとほめ、
人に気まずい事があっても 我が身の至らぬせいと思いなし、
愚痴なく怒らず貪らず、程よくこの世に暇乞いして
元のあの世に帰る者故、精々親切大事にねがいます
平成 年 月 日
御十八観音めぐりといやしの里
〜生臭修行僧故に書いてあることは良く理解できるつもりですし、またそのように在りたいと願っています。
10種の中からこれを選んできたのですから、この手形疎かにせずに往きたいと思っています。
いまひとつは「良寛さんのいましめ」です。
次回紹介します。 |
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NO.34 平成16年7月
2日 |
【7月1日 朝刊
「仏教道徳取り戻す必要」
名古屋中日懇話会 梅原 猛さん講演】
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『神仏を殺した日本人』と題して講演された。
子供がほとんど理由もなしに人を殺し、反省もしない。 エリート層も恥ずべき罪を犯している。
神仏を敬い、うそを言わず、恥を知る、心がきれいな日本人は何処に行ったのか。
「道徳の根底にあるのが宗教。 信じる人が減れば道徳が衰える。」
「神がいなければ何をしても構わず、善悪もない。」
明治政府による「神仏分離」「廃仏毀釈」で日本人は美しい心を失った。
国家を神とする新しい宗教をつくり、神を殺してしまった。
日本人は仏教や儒教の家庭教育をしていた。 終戦で道徳ががらりと変わり、善が悪、悪が善となった。 宗教心や道徳心は薄れてきたと思わざるをえない。
日本人のこころを培ってきた仏教をとりもどす必要がある。
仏教は多神教だが、最近の政治を見ると一神教の限界を感じる。 一神教同士が血を血で洗う戦争をしている。ブッシュのキリスト教の原理主義。 これを攻撃するイスラム教の原理主義。
生きとして生きるものの共存が21世紀の思想にならなければならない。
いろんな道で仏になろうとするのが仏教だが、その根底には戒律がある。
これが道徳だ。 ウソを言わないという戒は、きれいだが内容のない言葉を使わず二枚舌でないことだが、これを犯しているのが小泉さんだ。』
〜これ程の立場の方が、これ程にハッキリ言っていただけてなにも言うことがない。 |
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NO.33 平成16年6月30日 |
【 藤原 直哉 ワールドレポートより 】
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・『韓国で発行されている日刊中央日報には、「10年の眠りから覚めた日本」という特集がくまれている。日本の経済界の中に腹の底から自身が湧いてきた人が増えてきたことは間違いないと思う。
これからデフレの一番ひどいところに突入しようとしているアジア・欧米に先駆けて、日本から新しい経済がはじまるというのは現実的なシナリオになってきた。
・世界的に選挙では市場経済を推進してきた与党の惨敗が目立ってきた。
スペイン、英国、フランス、ドイツ、インド、そしてモンゴル。
生活優先、弱者への配慮を怠たらない政治への回帰が潮流になりつつある。
・ 世界的に金融引き締めがすすんでいるなかで日本のゼロ金利解除はそう遠くない将来だとかんがえられる。
ゼロ金利が解除されたら隠し飛ばしていた不良債権を抱え続けることは不可能になり、一気になげうりにだされ、資産の総売り状態になる。』
〜さらに怖いことが連なって書かれているが、要は問題先延ばしされてきたことが、白日のもとに晒されるということであり、ありうることだと考え、準備してきた人には、特別のことではない。
『とにかく食べる心配をすることなく学ぶ(農を復活させればできる)、試行錯誤をする場所と時間さえあれば人は誰でも自分の本当の強みを見出すことが出来る。
一人ひとりが自分に自信を持てば、ヨコ型のリーダーシップでプロジェクトXを創る。 このプロジェクトは普通の人が偉大な仕事をする物語ある。
世界ではじめてバブルで崩壊した日本だからこそ世界に先駆けて出来ることである。
10年の眠りから覚めた日本はいよいよ本格的に立ち上がるときになったのではないか。』
〜最後の嵐は静かにやってきているようである。
静かにやってきているのではなく、多くのの国民はすでに慣らされ、準備完了しているのではないか。 「いや私はまだですよ。」という方もおられるでしょうが、この10数年の月日は伊達ではなかったということになるのでしょう。
一番心得違いしている方は「私が問題解決できる」といい加減なことを言い募ってきた方々ではないでしょうか。
その方達は逃げ足も速いですから、その最後のドラマの締めくくりを鑑賞したいものです。
なんて、分かったようなことを言っている自分はどうかと問い直しているところです。
参議院選挙には行きましょう。
この1票がドラマ造りの始まりなのですから・・・・ |
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NO.32 平成16年6月29日 |
【14歳 宮里が最年少優勝
日本女子アマゴルフ】
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〜昨年のこの大会の覇者で、プロに転向し同じ沖縄県出身の宮里藍と血縁関係はない。 と記事が断っているように、直ぐに関連付けてしまった。
特にゴルフに関心があるわれでもない、ただこのところどの分野においても、男子の活躍より女子の活躍が目に・耳にとまる。
今夏のギリシャのオリンピックの選手団は女子選手の方が多勢であるという。
数の問題ではないが、オリンピックに限らず特にスポーツの分野での活躍が報道される機会が多いように感じるが私だけであろうか。
かっては柔道、レスリングなどは男子選手の活躍が報じられた種目であるが、今では女子選手の方が注目されているくらいである。 さらにサッカー、ソフトボール、ホッケーのチーム出場などは目新しい活躍である。
女性の時代と言われて久しいが、それが着々と現実化しているのだろう。
それにしては選挙のほうはまだまだ男子が優勢である。
脅し、駆け引き、騙しあいの世界は男の世界ということであろうか。
まだまだ、そんなエネルギーを持った男達が存在するということは頼もしいというべきか、悲しむべきことなのか。
ひょっとすると、とことん疲れ果てるまで戦わせて、息の根が止まりそうな時に成ったとき、天照大神の登場となるのであろうか。
心優しく・ナイーブな男達は社会の片隅で、あるいは酒場の一角でやるせない酒を煽っているのだろうか。
それとも、来るべき時代を期してエネルギーをたくわえているのであろうか。
どちらにしても、旧来のやり方で、力んだ浪費をしないでいることは懸命なことであろう。 ただ、そんな日々が続くと面子と気力が萎えるなどと言って、無理して飛び出さないことである。
朝からのワインが効いて、一眠りしたあとに書いた一文である。
この1週間の記事を読み直したが、"特に"と感じたものはなかった。
エネルギーを蓄えて、来るべき時の準備をしているなどとは程遠い梅雨の晴れ間である。 |
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NO.31 平成16年6月26日 |
【老後資金「十分」 日本人3%だけ
2カ国・地域で最低 米会社が意識調査】
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『定年退職後の基本的な生活費を賄うのに十分な資金を得る自信がある』の割合は 中国とインドの書各36%、英国の28%に対し、日本は3%と最低だったことが米金融サービス会社のまとめた貯蓄や年金に関する12カ国・地域対象の【金融幸福度】調査で分かった。
「老後に備える上で政府を信頼できるか」との問いに、日本人で「完全に信頼できる」との回答はなく、「どちらかといえば信頼できる」人も1%。 反面中国人は55%、インド人の45%が信頼できると答えた。
自分の働く企業を信頼できるとの回答は、香港の75%、英国の71%に対し、日本は36%だった。
この調査は2〜3月、5000人対象に実施された。
「年金スキャンダル表面化後に調査していたら、日本人の不信感はもっと強まっていたはず」と指摘している。
〜統計・調査のプロが実施したものであろうから、信頼するとしても現在の国、政府、企業に対する気持ち・感情がストレ−トに表現されていると感じる。
一方、中国・インドなどは(よく知らないが)社会福祉制度は日本ほど整ってはいず、その分、国や企業に依存する度合いが少ないのではないだろうかとも思った。
あるいは、虚構社会の基盤の上で惰眠しているわが国民と異なり、体感できる自然社会の中で、自らの手足を活動させている実感の中からのものであろうか?
昨年末から今年の正月に旅した上海、杭洲周辺の状況から判断すると、「過熱バブルピークの様相」と思ったが、少なくとも"人頼り"ではなく、勝者・敗者の明確な状況であった。
一番社会主義的な資本主義社会といわれた日本、その間に「他人任せ、人頼りの精神」になってしまったのではないかと思わずにはいられない。
甘いこと、楽なこと、都合のいいことを言ってくれる組織、リーダーに頼りすぎたのではないだろうか。 それが信頼できないとなると、一気に不信感イッパイの数値となった。
決して悲観する調査結果でなく、その実態から、事実から出発すれば良いのである。
その繰り返しが歴史でもあった。
いかなる審判をするのか、参院選の結果を注目している。 |
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