『米国にとって日本が重要な戦略的拠点であることが明確になり、それを米国が明言するようになった。 最先端のハイテク兵器をを持つ米国を支えられるのは、同じレベルの技術力があり、資金力もある日本だけだ。
日本国内には、日本を事実上の母港とする米第七艦隊が六ヶ月間戦闘できる燃料も備蓄されている。
日本は米国に守ってもらっていて、(米国に)文句を言うと、安保条約を破棄されるという人が居るが、逆だ。 日本に安保条約を解消されたら、米国は世界のレーダーでいられなくなる。
住宅地に隣接する米軍普天間飛行場(宣野湾市)の危険性を直ちに取り除かねばならない。
もう一つは、沖縄の未来を切り開く大きな構想をあげる事。
構想に必要な条件は三つ。
米軍基地の整理・縮小、経済的自立を可能にする抜本的な振興策の立案、米軍のプレゼンス(存在)の維持だ。』
〜この一年の間、憲法問題をいかに考えるべきか、雑誌、新聞報道・社説、識者の意見、各政党の考え方についてテレビ等の報道にも耳と目を向けているが、まだこう考えるという腹に収まった思いにいたっていないのが正直なところである。 同じように避けて通る事の出来ない国防・安保問題についても同様です。
が、時間の経過と共に、「水と平和はタダであると思っているのが日本国民ではないか」と言われている事に対しては理解できるようになったと感じています。
でも、どのように認識し、どのように対処してゆけばよいのかについての見識・見解は纏まらないままです。
そんなこともあり、人類の歴史の中からヒントが得られるのではないかと、今年から世界史をまなぶことにしました。
現在8教科を受講している。 「古代地中海世界の歴史」『中央アジアの歴史・社会・文化」「近代ヨーロッパ史」「アメリカの歴史」「アフリカを知る」「ラテン・アメリカを知る」そして「近世日本の歴史」と「地域研究入門」
時間の経過と共にそれぞれの時代や地域が様々に関わって変化、発展、時に消滅してゆく流れを知る事が出来ますが、記憶力の問題か、それとも事柄の本質を把握する認識・理解の問題か、何度も何度も読み返しても、聞きなおしても直ぐに忘れてしまい苦労しています。
ただ、これまでに学んだところで時代をこえ、地域を越えて共通な事柄があります。
それは「力や武力で押さえ込んだ統治は必ず短期間の内に崩壊する」ということです。
寛容さを持って柔軟にその国・民族を統治する「従来の文化・伝統」を認める政治が長続きしています。
それでもそれは対比の問題であり、近代から現代と時間が進むと共に、支配・統治するということ事態に無理が生じ、抵抗にあい、終焉してゆきます。。
自らの利に元ずくことはもってのほか、たとえ善意からにせよ、押し付けた正義派やはり敬遠されます。
同時に自立のためにリスクと勇気をなくした民族・国にも先が開かれてこない事も真実のようです。
戦後60年。理論的には説明する事はできませんが、世界も日本も大きな転換期に来ていることは間違いないと考えます。
この時、今日の損得、利害のことばかりにとらわれていないで、各自が憲法問題にせよ、軍事問題にせよ、あるいは教育問題など普段自分とは直接係わり合いの無い事などと思わず、身近な根本的な問題として考え、見解をもち、行動することが大切であると感じています。
そうしなければ保身と問題回避、目の前の利に聡い一部の政治家や官僚によって、売国奴的な判断や決定がなされていってしまうのではないかと心配しているのですが・・・。
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